データベース処理(3) 〜度数分布を求める 承前
関数DCOUNTの複数条件を満たすレコード数を数える機能を使って、度数分布表を求める。
ポイント
- 複数条件に合致するレコード数をカウントする関数 DCOUNT を使って、取り得るフィールド値の範囲を分割指定しておき、それぞれ指定した範囲内にあるフィールド値を持つレコード数を取得して、度数分布表を求める。
- 累積度数分布表から、度数分布表を求める。
利用する関数
関数名 | 記述 | 意味 |
---|---|---|
DCOUNT | DCOUNT(DB名, フィールド名, 条件設定のセル範囲) | データベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードの中で、指定したフィールドに"数値"が入力されている(レコードの)個数を返す。 |
ここで利用するExcelデータ:step_6_7_8.xls
注意: Webブラウザ内で開かないで、一旦ダウンロードしてファイルとして保存してから、そのファイルをOpenしてください。
課題(承前)
- 累積度数分布を求める。
- 指定した得点範囲の度数分布を累積度数分布から求める。
研究
- 「IF関数を使い、値に応じたラベルをつける」で人口密度値に応じたラベリングの数を
DCOUNT
を使って計算してみよ。その場合、IF関数を入れ子にした複雑な記述から免れることができる。