データベース処理(1)
表データにデータベース名をつけて、条件を満たすレコード数を数える
ポイント
- 指定した成績データ範囲をデータベース(database)として名前を付ける。
- データベースから、指定した条件に合致するレコード数をカウントする関数 DCOUNT を使う。
- 条件は縦書き2行で。
- 男女それぞれの人数を求める。
- 得点合計が指定した得点以上である人数を求める。
利用する関数
関数名 | 記述 | 意味 |
---|---|---|
DCOUNT | DCOUNT(DB名, フィールド名, 条件設定のセル範囲) | データベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードの中で、指定したフィールドに"数値"が入力されている(レコードの)個数を返す。 |
ここで利用する表データ:step_6_7_8.xls
注意: Webブラウザ内で開かないで、一旦ダウンロードしてファイルとして保存してから、そのファイルをOpenしてください。
課題
- 生徒別に性別、クラス名と共に科目別得点が入力されているデータ全体をデータベース名として、たとえば「得点表」と名付ける。 データベースとなる範囲は、各データのフィールド名を与えている6行を含めて、A6〜G21 である。
- データベース「得点表」で、性別が「男」である人数をもとめる(ここでの方法とは異なるやり方としては、IF関数を使い、値に応じたラベルをつけるで説明した関数 COUNTIF を使う方法がある。今の目的にはCOUNTIFを使う方がより簡単だが)。
- 得点表から、性別が女である人数を求める。
- 得点表から、合計点が 200点よりも高得点の人数をセル J14 に求めよ。
研究
- DCOUNT, COUNTIF関数を使わずに、男性または女性の人数をIF関数を使って求めるためにはどうしたらよいか。
- データベースから複数の条件を満たすレコードを検索するにはどうすればよいか。(Excelヘルプで調べてみるとか、、)