Menu

第7講 大きさの変化する物体のアニメーション

1.拡大縮小について

拡大縮小の機能を使って時間とともに大きさの変化する物体のアニメーションを作ってみましょう。

大きさの変化する物体


2.大きさの変化する物体のアニメーション

 球を拡大縮小させてみましょう。
1.メニューの横にあるスクリーンレイアウトを選択 の▼をクリックしてスクリーン のタイプをAnimationに切替えます。
2.まず、作成するアニメーションのフレーム数を設定します。最下段の終了の枠の中に例えば30を設定してみましょう。
3.次に作成したアニメーションの保存場所やファイルタイプ等を設定します。右下のプロパティの中の解像度で出力画面のサイズを入力します。例えばX 320px Y 240px と設定してみましょう。

さらにフレームレイト を設定します。例えば30fpsと設定してみましょう。

少し下に移動して出力のところで保存先を設定します。右端のボタンを押して開くウィンドウからUSB内の適当なフォルダを指定しましょう。

その下にある▼をクリックしてフォーマットを設定します。例えばAVI Raw を設定してみましょう。


それではキーフレームを設定して動きを指定していきましょう。7つのキーフレームを設定し、それらを滑らに結ぶ動きで大きさの変化する物体の設定をしてみましょう。
4.画面下の方のタイムライン上で緑の縦線をドラッグして1フレーム目に合せます。

5.画面右下のプロパティからオブジェクトを選択します。
6.トランスフォームの拡大縮小でX 1 Y 1 Z 1 を設定します。
左の物体の描かれているウィンドウ内で I キーを押して上から3番目の「スケーリング」をクリックします。

これで1フレーム目に現在の大きさが登録されました。
以下同様にして
7.画面下の方のタイムライン上で緑の縦線をドラッグして5フレーム目に合せます。
8.トランスフォームの拡大縮小でX 2 Y 2 Z 2 を設定します。
左の物体の描かれているウィンドウ内で I キーを押して、上から3番目のスケーリングをクリックします。
これで5フレーム目に現在の大きさが登録されました。

9.画面下の方のタイムライン上で緑の縦線をドラッグして10フレーム目に合せます。
10.トランスフォームの拡大縮小でX 4 Y 4 Z 4 を設定します。
左の物体の描かれているウィンドウ内で I キーを押して、上から3番目のスケーリングをクリックします。
これで10フレーム目に現在の大きさが登録されました。

11.画面下の方のタイムライン上で緑の縦線をドラッグして15フレーム目に合せます。
12.トランスフォームの拡大縮小で X 8 Y 8 Z 8 を設定します。
左の物体の描かれているウィンドウ内で I キーを押して、上から3番目のスケーリングをクリックします。
これで15フレーム目に現在の大きさが登録されました。

13.画面下の方のタイムライン上で緑の縦線をドラッグして20フレーム目に合せます。
14.トランスフォームの拡大縮小で X 4 Y 4 Z 4 を設定します。
左の物体の描かれているウィンドウ内で I キーを押して、上から3番目のスケーリングをクリックします。
これで20フレーム目に現在の大きさが登録されました。

15.画面下の方のタイムライン上で緑の縦線をドラッグして25フレーム目に合せます。
16.トランスフォームの拡大縮小で X 2 Y 2 Z 2 を設定します。
左の物体の描かれているウィンドウ内で I キーを押して、上から3番目のスケーリングをクリックします。
これで25フレーム目に現在の大きさが登録されました。

17.画面下の方のタイムライン上で緑の縦線をドラッグして30フレーム目に合せます。
18.トランスフォームの拡大縮小でX 1 Y 1 Z 1 を設定します。
左の物体の描かれているウィンドウ内で I キーを押して、上から3番目のスケーリングをクリックします。
これで30フレーム目に現在の大きさが登録されました。

19.タイムラインの右の方にある右向き三角形▸をクリックして再生し、動きを確認します。
20.右真ん中のoutline の中のCameraをクリックします。
  右上の透視投影を見ながらCamera位置を決めます。
21.メニューのレンダー→Render Animation でレンダリングを開始します。
22.USB内の完成したアニメーションをクリックして再生し確認しましょう。


3.補足

メタセコイアとの連携

メタセコイアで作成したオブジェクトをブレンダーで読込む方法について見てみましょう。
1.メタセコイアを起動します。
2.ブレンダーで読込ませたいオブジェクトを開きます。
3.メニューのファイル→名前をつけて保存をクリックします。
4.ファイル名を付けて、ファイルの種類を例えば「3D Studio DOS(*.3ds)」とします。
5.保存をクリックします。
6.ブレンダーを起動します。
7.メニューのファイル→インポートをクリックします。
8.「3D Studio (.3ds)」をクリックします。
9.読込むフォルダを指定し、メタセコイアで保存した「○○.3ds」ファイルを読込みます。
10.これでブレンダーには「obj1」の名前のオブジェクトで読込まれました。

4.今週の課題

「大きさの変化する物体のアニメーション」を作成し、ブレンダーのファイル(.blend)と動画ファイル(.avi)を指定のOh o!-Meijiへ転送せよ。

今週の課題(学生作品)


作品01

作品02

作品03

作品04

作品05

作品06

作品07

作品08

作品09

作品10

作品11

作品12

作品13

作品14

作品15

作品16

作品17

作品18

作品19

作品20

作品21


last update 2024.11.10