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第14講 編集作業

1.音声を貼り付ける

Adobe Premire上で音声を貼付ける方法を見てみましょう。

0.貼り付ける音声ファイルを探します。音声の圧縮形式はwav形式等。
1.プロジェクトウィンドウの中で右クリック→読込み→ファイルで読込む音声ファイルを指定します。
例えば、Windowsに入っている効果音の場合なら  C:\WINDOWS\Media  の中から探すと良いでしょう。

2.読込んだ音声ファイルをドラッグ&ドロップでタイムラインウィンドウのオーディオ1トラックに貼付けます。

3.音声の長さを調整します。長すぎる時は音声ファイルの端にポインタを合わせるとポインタの形が赤の縦線に黒い小さな矢印になります。そのポインタをドラッグして動画のフレームの長さに合わせます。

4.最後に、メニューのファイル→書き出し→メディアで開くダイアログボックスの中で保存場所、ファイル名などを設定しアニメーションの作成を行います。


※ 作成したアニメーションを再生した時に黒い枠縁がついてしまうことがあります。これはBlenderで作成したアニメーションの縦横サイズと書き出しのフレームサイズが違う場合に起きます。この場合は、書き出しを行う前に、以下のようにして動画上で右クリックしてメニューからフレームサイズを合わせます。

2.タイトルの作成

Adobe Premire上でタイトルを作成する方法を見てみましょう。

1.メニューのタイトル→新規タイトル→静止タイトルでAdobe Title Designerを起動しましょう。画面左の縦に並んだボタンの中から「T」を選んでタイトルを入力します。フォントや色、背景色を設定しましょう。適当な名前をつけて保存をしましょう。自動的にプロジェクトウィンドウには読込まれます。
2.タイムラインウィンドウのビデオ2のトラックにドラッグ&ドロップで貼り付けて長さを調整します。デフォルトではに長さが5秒になっています。タイトルの長さ(文字数)に合せて表示時間を考えて調整します。長いタイトルの場合は表示時間が短いと見た人が読み終えないうちに、次の画面になってしまうので注意が必要です。
3.最後にメニューのファイル→書き出し→メディアで保存場所、ファイル名等を設定しアニメーションを作成しましょう。


3.字幕の作成

タイトルの作成とまったく同じで字幕を作成することができます。

タイムラインウィンドウのビデオ2のトラック上で下のビデオ1に貼り付けた動画のどの位置で字幕を表示するかを調整するだけです。
クロール・・・文字を左右に流す字幕
ロール・・・文字を上下に流す字幕


4.ムービーをつなぐ(トランジション)

別々に作成したムービークリップを繋げてひとつのムービーにする方法を見てみましょう。

まず単純に、タイムライン上に連結して繋げていくことが可能です。
それ以外に映画のように、あるシーンとあるシーンが重なる部分があり、映像の切り替えに工夫がなされている場合があります。
以下に代表的な繋ぎ方を見てみます。

トランジションを使う

・「エフェクト」タブをクリックします。
・「ビデオトランジション」の右向きの三角形をクリックして階層を開きます。
・利用したいトランジションのフォルダを開きます。
・トランジションをクリックして選択します。
・選択したトランジションを、接合部分にドラック&ドロップします。
・必要に応じてトランジションごとに詳細設定を行います。
・最後にメニューのファイル→書き出し→メディアで保存場所、ファイル名等を設定しアニメーションを作成します。

3.今週の課題

タイトル、字幕、トランジションのついたアニメーションを作成し、完成したアニメーションファイル(.avi)を指定の Oh-o! Meijiへ転送せよ。

今週の課題(学生作品)


作品01

作品02

作品03

作品04

作品05

作品06

作品07

作品08

作品09

作品10

作品11

作品12

作品13

作品14

作品15

作品16

作品17

作品18

作品19

作品20

作品21

作品22



last update 2024.01.20