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第3講 直線移動する物体のアニメーション

1.直線移動する物体のアニメーション

0.【準備】Blenderのメニュー等の日本語化
最初にBlenderのメニュー等の「日本語化」について説明します。とくに必要性を感じない人は、読み飛ばしして、そのままの設定で作業に入っていただいて構いません。(このWebサイトでは、英語表記の画面のままのスクリーンショットを使って説明していきますので。)
◆メニューの file → User Preferences ... をクリックして、ユーザ設定変更画面に移動します。
◆ユーザ設定変更画面の上部右端の System をクリックし、システム変更画面に移動後、右下の Language 設定をクリックします。利用できる言語フォントが表示されます。
◆表示される言語フォントから Japanese(日本語) をし、最後に左下の Save User Settings をクリックします。これで、以降、メニュー等の表示が日本語になります。同様にして別な言語表示にも変更できます。


それでは、本日の作業(学習内容)に入ります。
予め表示されている立方体を直線移動させてみましょう。
1.メニューの横にあるスクリーンレイアウトを選択 の▼をクリックしてスクリーンのタイプをAnimationに切替えます。
2.まず、作成するアニメーションのフレーム数を設定します。最下段の終了の枠の中に例えば30を設定してみましょう。
3.次に作成したアニメーションの保存場所やファイルタイプ等を設定します。右下のプロパティの中の解像度で出力画面のサイズを入力します。例えばX 320px Y 240px と設定してみましょう。

さらにフレームレイト を設定します。例えば30fpsと設定してみましょう。

少し下に移動して出力のところで保存先を設定します。右端のボタンを押して開くウィンドウからUSB内の適当なフォルダを指定しましょう。

その下にある▼をクリックしてフォーマットを設定します。例えばAVI Raw を設定してみましょう。


それではキーフレームを設定して動きを指定していきましょう。3つのキーフレームを設定し、それらを滑らかな直線で結ぶ動きで直線移動する物体の設定をしてみましょう。
4.画面下の方のタイムライン上で緑の縦線をドラッグして1フレーム目に合せます。

5.画面右下のプロパティからオブジェクトを選択します。
6.トランスフォームの位置でY -3 を設定します。
左の物体の描かれているウィンドウ内で I キーを押して一番上の「位置」をクリックします。


これで1フレーム目に現在の位置が登録されました。
以下同様にして
7.画面下の方のタイムライン上で緑の縦線をドラッグして15フレーム目に合せます。
8.トランスフォームの位置でY 0 を設定します。
左の物体の描かれているウィンドウ内で I キーを押して一番上の「位置」をクリックします。
これで15フレーム目に現在の位置が登録されました。
9.画面下の方のタイムライン上で緑の縦線をドラッグして30フレーム目に合せます。
10.トランスフォームの位置で Y 10 を設定します。
左の物体の描かれているウィンドウ内で I キーを押して一番上の「位置」をクリックします。
これで30フレーム目に現在の位置が登録されました。

11.タイムラインの右の方にある右向き三角形▸をクリックして再生し、動きを確認します。


12.右真ん中のアウトライナー の中のCameraをクリックします。
  右上のカメラ 透視投影を見ながらカメラ位置を決めます。


13.メニューのレンダー→アニメーションレンダリング でレンダリングを開始します。
14.USB内の完成したアニメーションをクリックして再生し確認しましょう。

2.今週の課題

「直線移動する物体のアニメーション」を作成し、ブレンダーのファイル(.blend)と動画ファイル(.avi)を指定のOh o!-Meijiへ転送せよ。

今週の課題(学生作品)


作品01

作品02

作品03

作品04

作品05

作品06

作品07

作品08

作品09

作品10

作品11

作品12

作品13

作品14

作品15(AVIファイル)


last update 2024.10.07