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第9講 表面設定(UVマッピング)


1.UV展開を行う

3DCGでは物体の表面に貼り付けるテクスチャを自分で作成することができます。その際、貼り付ける物体の形状に合わせてテクスチャを2次元平面上で変形させて編集し貼り付けます。
物体表面にこのUVマッピングを設定してみましょう。
1.モードを「モデリング(文字)」に切替えます。
  最初にUVマッピングを設定する物体をつくりましょう。
2.「コマンド」の「基本図形」を選択します。
3.メッシュの倍率をスクロールボタンをくるくる回して調整します。
4.「透視」タブ隣の「点」「辺」「面」タブが押し込まれているかどうか確認します。
  緑になっていない時はクリックして緑にします。
5.「基本図形パネル」の「立方体」を選択します。
6.「詳細設定」を押して「UVマッピングを行う」にチェックが入っていることを確認します。
7.「作成」ボタンを押して立方体を作ります。

では、この立方体にUVマッピングを設定してみます。
8.右下の「材質パネル」の「新規」をクリックして新しい材質を作成します。
9.作成された材質「mat1」をダブルクリックして「材質設定」ダイアログを開き名前を「dice」とします。
10.「マッピング」→「模様」の「参照」をクリックします。この時マッピング方式が「UV」になっていることを確認してください。「テクスチャ」のフォルダが開きます。
11.「dice」(サイコロ)を選択し「開く」をクリックします。
12.「OK」をクリックすると「サイコロ」を設定できます。



しかし、このままでは各面にサイコロの目が配置されません。



そこで、以下のようにUV展開をして、UVマッピングの準備をします。

なお、体験版(シリアルID無し)で利用の場合は、「UV」の「自動展開」機能が使えません。ここをクリックして「自動展開」をしないでUVマッピングを行いましょう。

13.左上のモード切替で「マッピング」に切替えます。
14.「コマンド」から「自動展開」をクリックします。



15.「UV操作」→「切れ目を選択」→プルダウンメニュー「現在の切れ目」→「展開実行」→「OK」。



16.立方体の上でセンターホイール(スクロールボタン)を操作し立方体を縮小します。
17.さらにセンターホイール(スクロールボタン)をドラッグして立方体を移動します。
18.立方体以外の場所でセンターホイール(スクロールボタン)を操作してUV画像を縮小します。
19. コマンド→(UV操作)選択→面・面を選択して緑色にします。



2.UVマッピングを設定する

立方体の各面にサイコロの目を上手く配置してみましょう。
1.立方体の「サイコロの1の目」を貼り付ける面をクリックします。
2.「コマンド」から「移動」をクリックします。
3.緑色の四角形の中をドラッグして「サイコロの1の目」に合わせます。
4.「コマンド」から「拡大」をクリックします。
5.緑色の四角形をドラッグして「サイコロの1の目」と貼り付ける面の大きさを合わせます。
6.これを繰り返して全ての面にサイコロの目を配置しましょう。



3.今週の課題

UVマッピングを表面に設定した物体のあるシーンを作成し、メタセコイアのファイル(.mqo)と画像ファイル(.jpg)を指定のOh-o! Meijiへ転送せよ。

今週の課題(学生作品)





























































last update 2024.06.16