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第14講 複製を利用する


同じ形状を複製して一見複雑な形状も比較的容易に作成することができます。複製を利用すると制作時間の短縮や様々なアレンジが容易になります。



1.パーツを作る

1.モードを「モデリング(文字)」に切替えます。

最初に複製を行う元のパーツをつくりましょう。

2.「コマンド」の「基本図形」を選択します。
3.メッシュの倍率をスクロールボタンを回して調整します。
4.「透視」タブ隣の「点」「辺」「面」タブが押し込まれているかどうか確認します。緑になっていない時はクリックして緑にします。
5.「基本図形パネル」の「円柱」を選択します。
  ここで詳細設定をクリックし、分割数を例えばU方向48、V方向1に設定します。
6.「作成」ボタンを押して円柱を作ります。
7.側面のひとつを選択します。
8.「コマンド」の「押出」を選択します。
9.「押出」のダイアログボックスが開きます。
  「ベベル」を選択し、「角度」に45を入力し押出します。
10.「コマンド」の「範囲」を選択し、上部の頂点群を選択します。
11.メニューの「選択部処理」→「頂点の位置を揃える」→Yの「適用」に「レ」(チェック)を入れて「OK」を押します。
12.同様にして下部の頂点群の位置も揃えます。
13.「ベベル」で押出した部分とその片側の隣の面を残して削除します。
「パーツ」の完成です。





2.回転複製を使う

完成したパーツを回転複製して物体をつくりましょう。

1.「コマンド」の「範囲」を選択し、パーツ全体を選択します。
2.メニューの「選択部処理」→「コピー」をクリックします。
3.メニューの「選択部処理」→「ペースト」をクリックします。
4.「コマンド」の「回転」を選択します。
5.「回転パネル」の「Y軸」を選択し、詳細設定で「ローカル」をクリックして中心位置を0にします。角度「15」を入力し「OK」を押します。
6.これを繰り返して回転複製ができます。






[参考文献] 海川メノウ 「メタセコイア4 マスターブック」 株式会社カットシステム(2013)


4.今週の課題

回転複製を利用した物体のあるシーンを作成し、メタセコイアのファイル(.mqo)と画像ファイル(.jpg)を指定のOh-o! Meijiへ転送せよ。


今週の課題(学生作品)





















































last update 2024.07.21