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メイン講義紹介学部2年曲線曲面論

曲線曲面論

記事作成日: 2006年2月22日

授業の概要・目的

この講義では平面や空間に描かれた曲線,および空間内の曲面とそれらに付随する(曲率などの)幾何学的な量との関係について説明する。 ここで学んだ内容は3年次において多様体を理解するための基礎となる。 また,扱われる対象それ自身の美しさにも注意を払ってほしい。

授業内容

[第1,2,3回] 平面曲線
平面内のなめらかな曲線の曲率や回転数などの量を定義して,それらの量と曲線の形状との関係を考える。また,正則ホモトピーと呼ばれる(曲線の)変形 により回転数が不変であることを考察する。
[第4,5,6回] 空間曲線
空間に描かれた曲線では,曲率のほかに捻れ率という量が現れる。この2つの量を知ることにより,曲線の形状を復元できることが分かる。 空間内の(自己交差を持たない)閉曲線(結び目)についても述べる。
[第7,8,9回] 空間内の曲面
空間曲面の与え方(パラメータ表示によるもの,陰関数によるもの),曲面の形状を表現するデータ(第一・第二基本形式)について説明する。
[第10,11,12,13回] 曲率,測地線
曲面の曲がり具合を表す量(曲率),曲面上で(局所的に)最短距離をあたえる曲線(測地線)を説明する。 また,幾何学においてもっとも美しい定理のひとつである「ガウス・ボンネの定理」の意味についても説明する。
[第14回]まとめ


集合距離位相1
集合距離位相2
代数学1
代数学2
代数学2演習
外国語演習 II(ドイツ語)
外国語演習 II(フランス語)
外国語演習 I(ドイツ語)
外国語演習 I(フランス語)
多変数の微分積分学1
多変数の微分積分学1演習
多変数の微分積分学2
多変数の微分積分学2演習
数学と計算機・演習 I
曲線曲面論
関数論1
関数論1演習
関数論2
関数論2演習

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