本研究室に興味のある皆さん

本研究室は、2022年に立ち上がった比較的新しい研究室です。 研究内容は多岐にわたりますが、移動体を検出したり計測したりする技術に関する信号処理や情報処理方式の研究、実験が主体となります。数学の得意な方は新しい方式を研究するのも良いですし、色々な装置に触れて見たい方は実験をしてみるのも良いと思います

なお、学部の間に、数学、信号処理、制御の科目は、可能な限り多く履修して下さい。本研究室の研究内容は、これらの知識が基礎となっています。

さて、本研究室運営にあたり、心がけていることは以下です。

・仲間と共同で研究を行うこと。
研究は決して一人の殻に閉じこもっていてはできません。それよりも、みんなで、ワイワイ意見を出しながら、アイデアをひねり出すことに面白さがあります。あーでもない、こーでもない、と言いながら、何かしらのヒントが得られたら、そこから一歩前進できます。そして、ひねり出したアイデアをみんなで検証するのも楽しいです。

・後輩を大切にする事。
後輩を手厚く指導してください。かつて自分たちがそうであったように、後輩の皆さんも同様に、分からないことがたくさんあります。彼らが1日でも早く自立して研究を進められるようになるため、後輩が分からないことは一緒に考えてあげたり、やって見せてあげたりしてください。技術の伝承は、研究室における技術の蓄積という意味でも重要です。

・分からないとき、悩んだとき、迷ったときは、先生に相談すること。
先生と会話することが億劫になったり、特別なことに思えて、遠慮している節はありませんか?それは不要です。研究がうまく進まないときは、先生に聞いて、一緒に悩んだ方が速い場合が多々あります。雑談も大歓迎です。もちろん先生もすべての相談について答えを持っている分けではありませんが、少なくとも、話すことにより頭の中が整理できますし、気持ちが楽になると思います。

・スケジュールを立て、いつまでに、何をやり切るかにコミットすること。
研究は、時にはスケジュール通りに進まないこともあります。これは仕方のないことですが、だからと言って、できたところまででいいやという甘えがあると、ゴールにはたどり着きません。自分がコミットしたスケジュールに沿って研究をすることが大切です。この点は厳しくフォローします。