画像の表示
視覚だけに頼るようなWebページはダメである。 Webアクセシビリティ上で大きな支障があるからだ。 誰もがアクセスし利用できるWebページを作成することの意義を理解することがWebページ作成の前提である。
画像の張り込み
Webページに画像を表示するには、次のようにimg要素を使ってオプション src に目的の画像ファイルのURLを指定し、さらに alt で説明文字列を記載する。 画像ファイルの拡張子には、.jpg、.png、.pdf、.gifなど様々な書式に応じたものがある。 img要素には終了タグがなく単独で使うため、「<img ..... />」のように記載することに注意する。
<img src="目的画像ファイルのURL" alt="説明文" />
HTML5ではオプション alt の使用が必須で、二重引用符「 " 」で囲って画像ファイルの様子を説明する。 画像を表示しないブラウザ、特にWebページ読み上げ用に必要で、画像を含むページ全体を文字だけで説明するために用いられる。
画像の左右配置
img要素には、HTML4では画像位置を制御するオプションalign="位置"があったが、HTMLでは廃止された。 画像をページの左右に置くには、cssスタイルファイルに、たとえば、次を記載しておく。
img.right {float: right; padding: 0pt 0pt 0pt 10pt;} img.left {float: left; padding: 0pt 10pt 0pt 0pt;}
こうしておいて、画像を次のように貼り込む
<img src="目的画像のURL" alt="説明文" class="left" /> または <img src="目的画像のURL" alt="説明文" class="right" />
img要素内でclass="left" または "right" を指定すると、それに次く文書要素は左右に回り込むことになる。
たとえば、次のようになる:
<img src="image/einstein.gif" alt="[Einstein]" class="left" /> <p> この用例は、画像をページの左および右に置くようCSSスタイルファイルで指定し、class="left" によって左置きしている。 画像は左寄せに表示され、文字列は画像の右側に回り込んでいる。 </p> <br /> <p> ここから次の文が始まる。 </p>
強制改行タグの使い方に注意しよう。
![[Einstein]](image/einstein.gif)
この用例は、画像をページの左および右に置くようCSSスタイルファイルで指定し、class="left" によって左置きしている。 画像は左寄せに表示され、文字列は画像の右側に回り込んでいる。
ここから次の文が始まる。