『古代学研究所紀要』第4号(2006)
2007年3月発行
日向一雅 「特集にあたって」
【シンポジウム報告】
梶川敏夫 「考古学から見た平安京」
鈴木 亘 「平安京における内裏と院御所の建築」
朧谷 寿 「王朝期の住まいの風景」
上杉和彦 「作庭をめぐる意識の相克-摂関政治期を中心に-」
横井 孝 「源氏物語「六条院」の読み方」
【研究】
永藤 靖 「神々の生産技術の習合-『常陸国風土記』久慈郡の機織と神社-」
木村淳也 「『遺老説明伝』に描かれた「巫」」
堂野前彰子 「古代の玉-貨幣的なものの芽生え-」
山本大介 「『日本霊異記』下巻第十九縁における尼の容貌について-「頭と頸成り合ひ、人の異りて殤無し」という身体をめぐって-」
西野入篤男 「『白氏文集』「傳戎人」の重層性-元夢「傳戎人」・王昭君説話との関わりから-」
高橋麻織 「『源氏物語』令泉朝における立后争い-「この家にさる筋の人出でものしたまはでやむやうあらじ」-」
印 権煥 「印度説話の東北亜伝来と伝承様相-中・日・韓の鰐猿説話を中心として-」
翻刻資料
日向一雅・湯淺幸代 「湯浅兼道筆『源氏物語聞録』「箒木」解題・翻刻」
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