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News in the Past

1999

11/5-11/7、馬祥麟(ばしょうりん)先生逝去五周年記念崑劇(こんげき)公演

 11月5日〜7日、中国・北京の人民劇場にて《馬祥麟先生逝去五周年記念公演》が行われます。海外での公演ですが日本人も多数が出演するので、本欄でも紹介します。 (「京劇掲示板」「前田と山田J」さん投稿記事より)


京劇ファン必見の「ナタ」資料本、完成

 「ななこ」さんによる、『西遊記』や『封神演義』に登場する少年神「ナタ」の資料本が完成しました。A5版、本文144頁。「ななこ」さんの10年にわたるナタ研究の集大成です。内容は、 その他です。詳しくは「ななこさんのHP」参照。


京劇が登場する日蘭合作映画、東京で撮影開始

 8月から、日本とオランダの共同製作の映画「Reflections」(仮題)の撮影が東京で開始されますが、その中で「謎の美少女がトウキョウで京劇の踊りを演じ、主人公であるフランス人留学生を魅入らせる」というシーンがあるそうです。この映画の一般公開は来年の夏頃になる予定です。
■ 製作「リフレクション」製作委員会(オランダ+日本共同製作作品)
■ 監督・脚本  王愛美
■ 一般公開作品(日本・海外公開予定)
■ 1999年秋 完成予定
■ キャスト:グレゴワール・コラン、西島秀俊、吉田日出子、唐十郎ほか
■ 撮影監督:レニエー・ヴァン・ブルメーレン
■ 解説 「過去と未来、幻想と現実。相反するようでいて実は同一かもしれないエレメントは、全ての終わりと影を明日につむいでいる。そういった混沌(こんとん)が具現化したかのような陽炎(かげろう)の街、東京で、フランス人留学生が謎の美少女に翻弄されていく夢物語…。
 初監督ながら、深淵で時代の核心をつくテーマを脚本から手がけるのは、王愛美監督。数々の海外共同製作作品に様々なポジションにおいて活躍し、ピーター・グリナウェイとは「ピーター・グリナウェイの枕草子」以来、キャスティング、助監督として深く関わるという経歴を持つ。 その王監督がピーター・グリナウェイのパートナー・プロデューサーであるケース・サンダーと組んで生まれたのが本作品です。ピーター・グリナウェイのスタッフたちやアカデミー賞受賞実績を持つ衣装協力のワダ・エミ、今年話題の手塚真監督作品「白痴」衣装担当の伊藤佐智子他、強力なバックアップのもと、オランダ・日本共同製作作品にふさわしい映像美あふれる作品を予感させてあまりあるプロジェクトです。そして主演に迎えるのは、今やフランスで一、二を争う若手俳優としてブレイク中のグレゴワール・コラン。彼の突出した魅力が日本という舞台でどのように花開くか、フランス映画ファンのみならず映画好きなら目の離せなくなるプロジェクトであることは 間違いありません。」

(映画制作スタッフの中崎さん(スタンス・カンパニー)からいただいた情報)


メーリング・リスト「戯迷の会」始動!!

 京劇や昆劇(こんげき)などのファンの意見・情報交換のためのメーリング・リスト「戯迷(ぎめい)の会」ができました。「戯迷」とは「芝居に魅(み)せられたファン」の意の中国語で、いわば電子メールによる「京劇情報の無料電子回覧板」です。ぼく(加藤)も幹事の一人として参加しています。京劇の来日公演の観劇記など、発信・受信してみませんか。詳しくは平林宣和さんの「戯縁(ぎえん)ホームページ」末尾をどうぞ。
 (ちなみに、東京京劇団のファンクラブ「戯迷会」と名称が似ていますが、まったく別の団体ですので、念のため)


京劇に関する新著『上海の舞台』

 「最近発行された伊藤茂著『上海(しゃんはい)の舞台』(翠書房発行、定価2500円)は、京劇のほか、昆劇(こんげき)・越劇(えつげき)・泉州木偶劇(せんしゅうもくぐうげき)・話劇(わげき)など、中国の演劇をとりまく環境についてもかかれています。肩のこらないエッセイ風の文章ですが、著者の指摘は鋭く、読み終えると中国演劇の空気のようなものが濃厚に伝わってくるような本です。装丁、活字なども美しく、巻末に架空の中国古典劇鑑賞を疑似体験させてくれる付録もついています。一般の書店では入手しにくいので、直接、発行もとの
〒460-0012 名古屋市中区千代田5−7−15−1707 谷川方 翠書房
に発注するか、取り扱い書店
東京・東方書店、名古屋・丸善書店、大阪・ジュンク堂書店(なんば店)
でどうぞ。」(匿名希望さんからの情報)

 加藤記1: 京劇城のホームページを見て谷川さんまで電子メール(xd7t-tnkw@asahi-net.or.jp)を送った方には、送料・税込み2500円で提供いたします、とのことです。(発行元の谷川さんより)
 加藤記2: 上記の本についてはここをクリック。(平林宣和さんからの情報)


12月名古屋で崑劇(こんげき)

12月に名古屋能楽堂で「崑劇」上演があるそうです。4月19日、中国江蘇省芸術文化協会代表団の一行が中日新聞社を表敬訪問し会場の視察や演目の打ち合わせがされたようです。愛知芸術文化協会の招きで公演を行うようですが、詳細はまだ未定です。

(「戯迷ML」での、M田さんからの情報)


5/15・5/16、東京で「99 日中演劇人シンポジウム」

 5月15日(土)、16日(日)の二日間、東京両国のコミューンX(カイ)で、中国戯劇家協会訪日代表団を招いて「99日中演劇人シンポジウム」という会合が行われます。中国戯劇家協会は中国共産党宣伝部直轄の全国規模の演劇人団体で、今回は話劇・現代劇関係で活躍されている中国芸術研究院の田本相氏等4名が来日します。司会は話劇研究者の瀬戸宏・飯塚容の両氏、テーマは「演劇のリアリズム」、時間は午前10時から、入場は無料とのことです。詳しいお問い合わせは話劇人社(03-3208-5874)まで。

(「戯迷ML」での、H林さんからの情報)


雑誌『演劇界』4月号に京劇の記事

 波多野女史により「覇王別姫」(大連京劇院)について掲載されています。(戯迷・S木さんからの情報)


4月-10月、市川猿之助さんのスーパー歌舞伎「新・三国志」に京劇のタテ

   スーパー歌舞伎「新・三国志」が新橋演舞場(4月)、名古屋中日劇場(6月-7月)、大阪松竹座(9月-10月)で上演されます。内容は、黄巾(こうきん)の乱から劉備(りゅうび)が倒れるまでを三幕に仕立て、関羽(かんう)の生涯を中心に、全篇を関羽(猿之助)と劉備(笑也)のラブロマンス、しかもプラトニックなシークレットラブに徹底して、痛快娯楽大作に仕上げるそうです。桃園でのちぎり、三顧の礼、石壁の戦い、関羽の死、白帝城での劉備の最後など、大きなポイントは、原作の流れのままとのこと。本水使用、宙乗りもあるそうです。
 猿之助の機関誌『おもだかニュース』1999年2月号(おもだか会事務所 電話03-3359-5205,5206)によれば
「第一幕では黄巾の乱と、群雄割拠の戦場を表す大立ち回りに京劇のタテを取り入れます。中国から京劇団12名と設計師の任鳳坡氏、白継雲氏計14名(団長・呂瑞明氏)が来日して出演し、猿之助にからんで華麗で躍動的な立廻りを見せます」
だそうです。2月12日には制作発表記者会見もある予定と、同紙に書いてありますので、新聞にも出るととと思います。なお、団長の呂瑞明氏は元中国京劇院院長、舞打設計師の任鳳坡氏・白継雲氏は、「龍王」にも舞打設計師として来日しています。
(「京劇掲示板」に書き込まれていた吉田登志子様からの情報)



「月刊しにか」99年3月号(2月15日発売)で京劇の特集

(同誌編集部・北村さんの情報。掲示板に関連投稿)


「那咤」(なた)の資料本

 最近日本でブームになっている「封神演義」に登場する那咤は、京劇でも「乾元山(けんげんざん)」や「孫悟空もの」で大活躍する人気キャラクターです。那咤マニアでは世界屈指の存在である「nanako」さんが、現在「那咤」の資料本を心血をそそいで制作中です。詳しくは「nanako」さんの「那咤の演劇」(「中壇元帥進香団・日本支部」の下位のページ)を参照。

4/16、テレビで京劇

 4月16日(金)21時テレビ東京系「たけしの誰でもピカソ」で京劇の紹介がされるようです。(戯迷・S木さんからの情報)


4/27、テレビで京劇

 BS9ch(ハイビジョンチャンネル)のデイリーの情報生番組「ハイビジョンときめきワイド」で、今回「京劇」が取り上げられることになりました。 (「京劇掲示板」に書かれた、番組制作の小沢寛さんの投稿記事=4月10日<土>00時06分より)


4月11日、テレビで京劇

 4月11日にテレビ朝日「新題名のない音楽会」(午前9時から9時30分)に中国民族歌舞団が出演します。音楽に合わせて舞踊や京劇、雑技も取り入れています。京劇は「盗仙草」からクライマックスの戦いの場面です。(戯迷MLで流れていた情報)


『週間読売』4月11日号に京劇の写真記事

 『週間読売』(4.11付)の最後の方の一頁に「桃太郎は『中華一』?」と題して、写真(白黒)と記事が掲載されています。内容は、魯大鳴(ルーダーミン)さんの京劇教室の紹介です。4月3日、東京・中野区で上演の「魯大鳴京劇専場」のリハーサルの際の写真が大きく掲載されています。


2月8日の朝日新聞夕刊に「京劇ワンダーランド'99」の記事

 内容は市村潔子さんについての記事がメインです。今度の公演は市村さんにとって日本で初めての舞台だそうです。(---戯迷MLで流れていた情報)


1月16日(土)付の日本経済新聞に京劇の記事

 1月16日付の日経新聞・文化欄に「中国の京劇 再興への模索 ---人材育成・リストラも」という長文の写真付記事が載っていました。執筆は編集委員の河野孝さんです。若者の京劇ばなれに対して、京劇関係者の苦労と努力の様子が克明に描かれています。


北京で第16回「留学生崑劇公演」

 さる1998年12月30日から1月4日までの四日間、北京で、留学生による崑劇(こんげき)公演が「湖広会館」で行われました。演目は以下のとおりです。 「蔵舟」は「北方昆曲劇院」の俳優・張毓文さんの主演でした。上記演目のうちのいくつかに「うにの部屋」の輪田さん(広島)、水野緑(みずのみどり)さん(広島)が主役で出演したことは、わが広島の誇りとしてよいでしょう。


1998年

1998年12月21日深夜、アクセス・カウンター、9千台に突入


歌舞伎座で京劇風の演出を取り入れた芝居

 現在、東京の歌舞伎座で公演されている「国性爺合戦(こくせんやかっせん)」は、虎のなかに中国の雑技(ざつぎ)団である巴蜀(はしょく)芸術団の韓沢民(かんたくみん)さん、劉群生(りゅうぐんせい)さんが入っていたり、立ち回りがスピード感があって京劇そっくりの形があったり、京劇の打楽器を使っていたりと、中国的なものがかなりはいっています。
(実際に観劇してきたという早川美樹さんからの情報)


HPガイドブックで弊サイト紹介

 女性が興味を持つホームページを掲載したガイドブック『女性のためのホームページ '99』(仮題)に「京劇城」の内容とトップページが紹介される予定です。 (同書編集部よりの情報)
加藤記: 弊サイトが女性関係の本で取り上げられるのは『婦人公論』に続いて二度目、ネット専門誌で紹介されるのは 『WWWイエローページVol.5』『実用ホームページ888 Part7 (冬・春号)』に続いて三度目で、ありがたいことです。


要注意!! 京劇と関係のない本『北京オペラ』

 「木根尚登著『北京オペラ』は、京劇とはなんの関係もない一冊のようでした。なら北京オ ペラって書かないでくれえ〜(苦笑)」(十河都さんからの情報)
 加藤記: 広島のM田さんは、題名にだまされて買ってしまったそうです。「京劇ドリームボール」と同じたぐいですね。


ネット専門誌で「京劇城」紹介

 11月25日(水)発売の『実用ホームページ888 Part7 (冬・春号)』(成美堂出版、定価1000円+税)203頁に、弊サイト「京劇城」が画面ショットと解説文つきで紹介されています(写真)。また本誌連動のホームページからも直接ジャンプできるようになっています。(同誌編集部・増本さんからの情報)
 弊サイトがネット専門誌で紹介されるのは『WWWイエローページVol.5』に続いて二度目で、ありがたいことです。


「リア」江其虎の画像

 インターネット上で、京劇俳優・江其虎(こうきこ)も出演している多言語「リア」のサンプル動画が、30秒ほど見られます。ホームページのURLはhttp://www.hk.artsfestival.orgです。(野口裕子さんからの情報)。
 加藤記: この動画の容量は約2メガバイトもある(!)ので、電話回線だとダウンロードに時間がかかり、またメモリ容量が小さい機種ではクラッシュする危険があります。なるべくLAN接続の端末で見た方が無難だと思います。


「アジアセンターニュース」に中国演劇の記事

 国際交流基金のアジアセンター発行の「アジアセンターニュース」98年秋号(No.10)に、中国伝統演劇の記事が掲載されています。これは同センターの「アジア理解講座」で行われた「現代中国における地方劇と伝統芸能」の要約です。講師は東京女子大学の聶莉莉(ニエ・リーリー)さんでした。
 この「アジアセンターニュース」は一般個人は購読できませんが、全国の図書館や国際交流団体、自治体、賛助会員には送付してあるそうです。また、アジアセンターまで足を運べば無料でもらえるそうです。(野口裕子さんからの情報)


国際交流基金の雑誌に京劇の記事

 国際交流基金の「国際交流」81号に「京劇の現在」という記事が載りました。書いたのは国際交流基金北京事務所所長・安田文夫さんで、中国青年の京劇ばなれと、人気回復のための取り組みが紹介されています。(吉野実さんからの情報)


日経新聞に大連京劇団来日公演の広告

 「11月18日(水)日経新聞夕刊広告欄に、大連京劇団の公演の話が出ていました。2月27〜3月14日、池袋サンシャイン劇場において、演目は「覇王別姫」二幕八場です」
(細川美穂子さんからの情報)


「覇王別姫」日経HPに

「覇王別姫(はおうべっき)」の公演の案内が日本経済新聞のHPに載っています。こちらをどうぞ。(平林宣和さんからの情報)

見逃せない!! BS京劇「孫悟空」再再放送

 きたる12月23日(祝)昼12時15分〜14時15分、NHK衛星第二放送で、京劇「孫悟空」が放送されます。さる8月6日(木)に再放送されたものの再放送です(過去のニュース参照)。
 この番組をご覧になったかたは、この京劇の舞台をコーディネイトなさった吉田登志子(としこ)さんまで(クリック)、感想・ご意見をメールで送ってください。


日本の狂言と中国の昆劇(こんげき)が交流公演

(吉田登志子さんからの情報)


野村万作さんが昆劇と狂言についてテレビで語る

 12月7日、NHKの朝のニュース番組「おはよう日本」で野村万作氏が出演されて昆劇と狂言についてのお話がありました。欧米演劇だけでなく身近にある中国の演劇にもっと関心をもつべきとか狂言に昆劇や京劇の要素を取り入れてみたいという主旨のお話でした。(佐々木幹さんからの情報)


12月18-20日京劇研究会第九回公演「東京的京劇」

*急告: 以下の公演の招待券が一枚だけあまっています。欲しい方には郵送で差し上げますので、電子メールで加藤まで(クリック)お申し込みください(先着一名様のみ)。(12.15午後7時記)

 日本人メンバーを中心とする「京劇研究会」の今年の公演は、以下のとおりです。演目の「辛安駅」「小放牛」のふたつとも来日京劇公演ではあまり見られない演目です。

東京都港区に在住・在勤・在学の方は18日の公演のみ無料となります。


12月15日「NHKラジオ日本」で京劇の特集

 きたる12月15日(火)、中国本土における京劇の状況(特に若い世代にどうアピールしてゆくのか)をリポートした番組が、ラジオ日本の地域サービス20言語(日本語・英語・中国語をのぞく)で一斉に放送されます(日時は未定ですが、英語版は将来、放送する可能性があります)。各言語15〜30分の放送時間のなかで、京劇に関するリポートは約10分ほどの予定。冒頭の5〜10分間の定時ニュースに続いて放送されます。放送時間や周波数等、詳細は NHKラジオ日本のホームページをご覧ください。

(目下この番組を制作中の吉野実さんからの情報)


岡山市で京劇の話をします

演題「京劇を百倍たのしむ法」(この題名は岡山の方がつけてくださいました。冷や汗。---加藤注)  ビデオ資料を見ながら、宗教儀礼から京劇に至るまでの中国演劇の流れを解説する予定です。岡山のみなさま、よろしくお願い申し上げます!!


東京京劇団第9回自主公演ーーーフランス・アビニョン演劇祭凱旋公演

 (石田浩さんからの情報:) 無期延期となっていた凱旋公演の公演日が決定しました。第7回公演で大好評だった『対花槍』(たいかそう)が再び上演されます。この演目のために鄭(てい)さんが北京より来日します。また「京劇の紹介」では鄭さんが中国語で解説をします(日本語訳アリ)。
 三百人劇場は、舞台と客席が近く、これまでの公演以上に臨場感を楽しめるでしょう。座席が少なめなので、チケットの御予約はお早めにとのことです。
※なお12月6日にヤクルトホールにて予定されていた公演は、この第9回自主公演に吸収される形となりました。


11月18日 「京劇城」アクセスカウンターが八千台に突入


アクセス・カウンター7千の大台突破

 さる10月7日、アクセス・カウンターが7千の大台に乗りました。


江蘇省京劇院が初来日、9月30日-11月29日まで各地で公演

 南京市の江蘇省京劇院が初来日します。演目は「孫悟空鬧龍宮」のほか、江蘇という土地柄を反映して昆曲風の「痴夢」「遊街」「八仙飄海」などです(以下は「一般公演」の予定表。部分的に変更の可能性もあり)。  詳しくは「京劇ニコニコ新聞」編集人・河野さんまで(03-5280-1085)。また「京劇振興協会によるチケット割引サービス」については同協会の波木さん(03-3842-1315 ENカンパニー)まで。


11月21日(土)京劇研究会が京都で京劇を実演

 11月21日(土)、京都府で行われる「私学図書館フェア」で、東京の京劇研究会による京劇の講義および実演があります。入場無料。詳しくは近畿地方の各学校の図書館か、京劇研究会・塩沢伴子(ともこ)さんまで(電話044-799-5875) 。


広島市・広島経済大学で京劇の公開講座

 11月14日(土)、 広島経済大学(広島市安佐南区祇園5-37-1)6号館にて、2時より3時半まで。テーマは「京劇の現在ーー大陸と台湾と」、講師は平林宣和さん(同経済学部専任講師)。参加無料。


博多で京劇音楽コンサート

 11月7日(土)夜、九州・博多で京胡(きょうこ。京劇伴奏用の高音の胡弓)奏者の呉汝俊(ご・じょしゅん)さんを中心とした京劇音楽のコンサート(兼芝居)が開催されました。音楽が主体ですが、来日した中国京劇院の王威良さん、周龍等さんによる芝居の抜粋も一部ありました。
 呉汝俊さんは九州在住なので、今後も同様の企画を続けていきたい、ということです。(平林宣和さんからの情報)


ラジオで京劇の番組

 11月3日(祝)午後1時6分より30分間、ラジオ短波第2放送(Sky-Perfec TVの502チャンネルでも)で、京劇のラジオ番組が放送されました。これはさるさる6月21日(日)放送され好評を博した番組の再放送です。(石田浩さんからの情報)。
 惜しくも聞き逃された方は、局に「再放送希望」の葉書を送りましょう。(詳しくはここをクリック)


『婦人公論』に京劇記事

   10月22日発売の『婦人公論』(11月7日号・550円)132頁-135頁に「京劇ワンダーランドへの誘い」(構成・武居智子さん)という記事が、写真入りで4ページにわたって掲載されています。京劇の歴史、観劇に役立つ基礎知識、11月2・3・4日の台湾京劇東京公演の情報、京劇に関するお問い合わせ先(弊サイトのURLも紹介されてます)など、濃い内容です。


雑誌に台湾京劇の宣伝

 ステージアートマガジン「ソワレ」11月号(680円)に、たった1頁ですが、カラー写真4点とともに台湾京劇の宣伝記事が載っています。(岡山の
十河都さんからの情報)


銀座で京劇の展示

 「京劇の美・衣装に見る華麗な世界」10.29(木)から11.5(木)まで(日曜定休)、東京・銀座和光ホールにて。お問い合せ: 和光03-3562-2111(『婦人公論』11月7日号・135頁より)


1998年台北新舞台京劇団東京公演 「三国志」権謀・「水滸伝」伝奇

 台湾京劇界の名優、李宝春・陳元正らに加え、経済界の重鎮・辜振甫(こ・しんぽ)氏が特別出演。  東京国際フォーラムホールC(JR有楽町駅徒歩1分。電話03-5221-9000)。チケット: S\12,000 A\9,000 B\7,000 C\5,000 D\4,000。問合せ・予約「ジャパン・アーツ」チケットセンター(03-3499-9990)
5月31日の日本経済新聞にも関連記事が載っていたそうです(岡山の十河(そごう)さんからの情報)


京劇ビデオ発売

 きたる10月、ジュリエットアルファ株式会社より「京劇教材シリーズ」ビデオ(全5巻)が発売されます。
 同社は、他にも東京京劇団の公演ビデオはじめ、京劇関連ビデオをいろいろと制作しています。
 詳しくはジュリエットアルファ社のホームページ参照。また、お問い合わせは電子メールで直接同社へ(cptjac@ops.dti.ne.jp)。


朝日新聞・9月19日付夕刊に京劇の記事

 さる9月19日(土)の朝日新聞夕刊に「玉三郎in北京ーーー伝統演劇の意欲」という記事が、写真いりで載りました。内容を要約すると「歌舞伎の坂東玉三郎氏は、中日伝統演劇交流促進準備会(会長・[革斤]飛氏)のおぜん立てで、15日から北京をおとずれ、京劇や昆劇の舞台を味わっている。来春、東京で玉三郎氏自身の監修による歌舞伎・京劇合同公演を行う。海外公演ではほとんど紹介されてこなかった演目にしぼる」というもの。


北京京劇院、9月5日「世界不思議発見」にチョイ出

 さる9月5日(土)放送のテレビ番組「世界不思議発見」は、中国北方の騎馬民族特集でした。「北方騎馬民族と戦った中国女性たち」というコーナーで、短い時間でしたが、北京京劇院の張四全氏へのインタビューと、京劇の舞台、楽屋で女優が化粧する様子などが放映されました。


『WWWイエローページ』最新版に「京劇城」収録

 『WWWイエローページVol.5』(エーアイ出版、本体1420円)83頁に、この「京劇城」が画面ショット入りで「非常に内容が濃い」云々と紹介されています。
 ちなみに同書には1326サイトのホームページが紹介されています。いちいち各サイトのURLを入力しなくても「
『WWWイエローページ.Vol.5』のサイト」を呼びだし4ケタのアクセス番号(この京劇城は「0836」)を入力すると収録各サイトにジャンプできる仕組になっています。


中国の京劇専門誌に「京劇研究会」紹介記事

 『中国京劇』最新号(1998年第2期=総第38期)50-53頁に、日本の「京劇研究会」(代表・塩沢伴子)の紹介記事が写真入りで大きく取り上げられました。記事の一部はここをクリック。『中国京劇』は隔月刊の全国誌で、日本でも中国図書専門店で購入できます。(Thanks Mr.H)


京劇の舞台衣装の展示・日本大学にて開催


9月に東京京劇団の写真展

 「東京京劇団写真展」が9月11日(金)〜16日(水)(14日(月)は休館)、麻生文化センターギャラリー(小田急線・新百合丘駅下車)にて開催されます。ただし「お問い合わせは8月下旬以降」とのこと。東京京劇団(03-3373-7785)か、電子メールhiroshi@din.or.jpまで。


8月6日(木)京劇「孫悟空」NHK衛星テレビで放映

  昨年の夏、第五回日生劇場国際児童フェスティヴァルで上演された京劇「孫悟空」の録画放映です(再放送)。本編上演のまえに、日本在住の京劇俳優・李毅(リー・イー)さんが、なんと背広姿で京劇の基本的なわざを熱演、しかも達者な日本語で解説してくれたので、とてもわかりやすい番組になっています。
(平林さんの「網絡海報」より)。


6/26-28 新潮劇院公演

 新潮劇院は、「ニュー・ウェイブ」の意で、日本在住の京劇俳優・張春祥(ちょう・しゅんしょう)さんの一座です。6月26日(金)〜28日(日) 両国シアターx(カイ)にて公演。 演目は「拾玉[金蜀]」(しゅうぎょくしょく)、「蜈蚣嶺」(ごそうれい。ムカデのみね)。お問合せは新潮劇院(03-3484-4832)まで。



6/21「東京京劇団」特集番組・ラジオで放送される

 6月21日(日)午後8時から30分間、ラジオたんぱ第一放送『バラエティ・フェア』で、東京京劇団の張紹成さんと殷秋瑞(いん・しゅうずい)さんを特集した番組が放送されました。われわれと同世代(1962年生まれ)の京劇俳優が、70年代の「革命的現代京劇」の熱狂、80年代の京劇の衰退、89年の天安門事件、そして現代の日本と、京劇とともに生きてきた壮烈な生きざまを語る、迫力ある番組でした。
 番組を制作した
石田浩さんによれば「わずか30分、されど30分。例えば映画『覇王別姫』(はおうべっき)さながらの地獄の練習光景などは、時間の関係で割愛しました。殷(いん)さんなどは[カットされた部分で]先生のひざの上で気絶したことがある云々ということをインタビューで語っています」とのことでしたが、オンエアされた部分だけでも迫力満点でした。
[この放送をお聞きのがしになった方へ朗報 ! ]

 ラジオ局には「再放送希望受け付け制度」というのがあり「聴きのがしたので再放送してください」という要望のハガキが10人くらい来れば再放送してくれるそうです。
〒107-8373 東京都港区赤坂 ラジオたんぱ『バラエティフェア』再放送希望係



6月20日早朝 「京劇城」アクセス累計数が五千の大台に突入

 最近、アクセス・カウンターの調子が悪いので、実際にはもっと以前に五千を越えていた可能性があります。また学期の時節がら、最近サーバが慢性的に不調でご迷惑をおかけしてます。来月の今ごろは期末試験シーズンに入るので、ずっと調子が良くなっているはずです。



6/19号『週刊朝日』巻頭カラーで東京京劇団が紹介される

   6月9日発売の『週刊朝日』6月19日号の巻頭カラーページに、東京京劇団が練馬の児童館で『孫悟空』を演じた時の模様が3ページ、オールカラーで載りました。タイトルは「東京京劇団・幼稚園からカルチャースクールまでひっぱりだこの人気」です。
 残念なのは、文中で副団長の殷秋瑞(いん・しゅうずい)さんさんが「段」さんと誤植になっているところ。
 ちなみに、東京京劇団は7月フランスのアビニヨンで開かれる国際演劇祭にも招待され、京劇を披露する予定だそうです。



6/8 日本経済新聞の一番目立つ場所に京劇俳優・張春祥さんが寄稿

 新潮劇院の張春祥(ちょう・しゅんしょう)さんの寄稿が、6月8日付の『日本経済新聞』朝刊の40面(他紙ならテレビ欄にあたるページ)に載りました。



東京京劇団のファンクラブ『戯迷会(ぎめいかい)』が発足


瀋陽(しんよう)京劇院の来日公演(チケット割引あり)

 5月22日-24日(日)、シアター・ドラマシティ(大阪・梅田/ちゃやまちアプローズB1)にて瀋陽京劇院の来日公演。演目は

 その後、同劇団は7月上旬まで関東・北陸各地を回る予定。
 梅花賞(京劇界のアカデミー賞)受賞者で「武旦皇后」(女性の立ち回りの第一人者)というあだ名をたてまつられた李静文(Li Jing-Wen)さんが、初めて日本の舞台に立ちます。
 詳しくはE&E社の「京劇・公演日程(大阪公演)」、および平林氏の「京劇公演情報」(全国公演日程)ご参照ください。
 ちなみに今回も、チケット購入にあたって、日本京劇振興協会代表の波木(なみき)恵美さんを通すと割引料金で買えます。ただし公演ごとに割引率が違いますので、具体的な金額は直接、波木さんまでお問い合わせください。連絡先は「電話兼ファックス・東京03-3842-1315 (ENカンパニー)」です(電子メール無し)。
 Shen-Yang Peking Opera House will come to Japan. They will play 3 dramas including "Monkey King". Click here.(Japanese)



4月1日より北京・湖広会館劇場で「日本語による京劇イヤホン解説」が開始 From Apr.1, "ear-phone service for the Japanese" started at Hu-guang Huiguan Theater in Beijing

 日本人にとって、京劇を見るうえでネックとなってきた「言葉の壁」を緩和する新しいサーピスが、北京で始まりました。詳しくは「こちら」をクリック。


『京劇完全マニュアル』(好文社)出版発売!  "The Perfect Guide-book for Beijng Opera" has been published.

 『京劇完全マニュアル』が先週、好文社(東京・早稲田)から出版されました。日本語によるまとまった京劇解説書の単行本としては、実に約40年ぶりです。1785円(本体価格1700円)。
 ちなみに日本京劇振興協会では、郵送費こみ1900円で本書を日本国内どこでも郵送するそうです。同協会代表・波木さんまで電話ないしファックスでお問い合わせください。連絡先は「電話兼ファックス・東京03-3842-1315 (ENカンパニー)」です。



京劇振興協会による京劇公演チケット割引サービス  Discount Service for Beijing Opera Tickets by Ms.NAMIKI

 昨年もそうでしたが、日本で行われる京劇公演のうちいくつかについては、日本京劇振興協会代表の波木(なみき)さんを通してチケットを購入すると、定額の1割ないしそれ以上の割引率で安く買えます。もちろん東京以外の地方公演も含めてです。
 具体的にどの公演が安くなるかは、直接、波木さんまで電話ないしファックスでお問い合わせください。連絡先は「電話兼ファックス・東京03-3842-1315 (ENカンパニー)」です。
 ちなみに今年度の京劇の来日公演の情報・日程については、平林宣和氏のホームページ「網路海報」をご参照ください。


 

京劇研究会「第三回中国本土逆上陸公演」 Beijing Opera Society in Japan, the 3rd performance in China

 さる2月14日・15日、日本人を中心とする京劇研究会は「第三回中国本土逆上陸公演」を北京で行いました。演目は「覇王別姫(はおうべっき)」「虹霓関(こうげいかん)」など4種。わざわざ地方から北京まで見にかけつけた中国人の観客で劇場が満員となり、大成功だったそうです。いずれ彼らのレポートもこの場で紹介できることと思います。
 ちなみに第一回「京劇逆上陸公演」にはぼくも参加しました。
   On Feb.14 and 15, 1998, the Japanese members of "Beijing Opera Society in Japan" performed 4 plays in Beijing. I, the founder of this site, also joined their 1st performance in China. Click here.


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