北京・京劇上演予定表

最初の公開1998年4月15日
しばらく更新を休止します

 京劇の本場・北京では、毎日京劇を見ることができます。ここでは、外国人の観客が比較的多い三つの劇場をご紹介します。
 これらの劇場で上演されている演目については、

最新の演目予定表

をご覧ください。
 また、チケットの予約のしかたとか、観劇以外に各劇場が提供しているサービス(俳優との記念撮影など)については、日本京劇振興協会代表の波木恵美(なみき・えみ)さん wave-tree@pdx.ne.jp 電話・東京 03-3842-1315 ENカンパニー)にお問い合わせください。


湖広会館大戯楼 前門梨園劇場 長安大戯院
場所
電話
北京市宣武区虎坊路3号
電話6351-8284 6352-9134
北京市宣武区永安路175
電話6301-6688 6301-8860
北京市建国門内大街7号
電話6510-1309 6510-1310 fax6510-1308
料金 20元、60元、80元、100元、120元 90元、120元、150元 20元、40元、60元、・・・ 800元
特色  毎晩7:15から北京京劇院による京劇を上演している。中国伝統の劇場建築の雰囲気を今に伝える数少ない劇場。「大」きな戯楼(劇場の意)、と名乗っているものの、実際には日本の能楽堂ていどの小じんまりとした規模で、「マイク抜き」の京劇を楽しめる。
 98年の4月1日から「日本語による京劇イヤホン解説」が開始(有料)。中国語と英語の字幕もある。また終演後「俳優との記念撮影サービス」もある(有料)。
 ちなみに「湖広会館」は、日本の東京大学の某教授(御当人の希望でここでは匿名)を顧問に迎え、日本の文芸界・知識人との交流にも力を入れている。また歌舞伎の坂東玉三郎さんもよく来るし、日本人による崑曲の発表会(「うにの部屋」参照)もよく行われるなど、日本との関係も深い。
 毎晩7:30から北京京劇院による京劇を上演。「前門飯店」(Qianmen Hotel)内に設営された劇場で、茶菓をつまみながら観劇できる。宿泊客以外でもチケットを買えばOK。場所は上記「湖広会館劇場」の目と鼻の先にある。中国語と英語の字幕もある。  昼の部(週末のみ)は13:30から、夜の部(毎日)は19:30からある。
 出演劇団は、中国京劇院・北京京劇院・戦友京劇団・北京戯校(京劇学校の劇団)・北京京劇院青年団・北京演出公司など多彩。演目も豊富で、ほとんどが伝統京劇だが、たまに「智取威虎山」のような現代京劇も上演する(!)。チケットの値段も20元から最高800元までと、非常に幅がある。
 戦前からの由緒ある劇場だが、現在の場所に移転したのは比較的最近で、建物も新しい。


一口情報 : 中国の「北京日報」のHPの休日の広場1. 聴」の「戯劇」の項に、毎週末更新で、北京のその週の京劇公演の予定表が載るようになりました(簡体字中国語=「GBコード」使用ページ)。湖広会館、梨園劇場、長安大戯院のほか、北京工人倶楽部、中和大戯院等における京劇公演予定表もフォローされていますが、週によって情報量にかなりの粗密差があります。

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