2022年10月20日木曜 13:00〜14:30 ※本講座はZOOMによるリアルタイム配信型(見逃し配信付き)のオンライン講座です。 お申し込み方法などの詳細は[こちらをご覧ください]。 ![]() ![]() 古来、日本人にとって、漢詩のボーカリゼーション(音声化)には、 (1) 朗読 (漢文訓読) (2) 詩吟 (漢文訓読) (3) 歌唱 (字音直読) の3種類がありました。1894年に日清戦争が勃発し、日本人の中国観が激変すると、(3)の漢詩をメロディーに乗せて歌う文化だけがすたれ、幻の音楽となってしまいました。 この講座の前半では、江戸時代から明治までの日本人が漢詩をどのように歌っていたかを、豊富な映像や図版を使い、わかりやすく説明します。後半では、19世紀の日本で流行した「明清楽」(みんしんがく)の曲「紗窓(さそう)」を練習します。歌詞の七言絶句にはフリガナがふってあり、メロディーも短いので、とても簡単です。YouTubeにこの曲の「カラオケ」も公開します。 戦争と日本文化の知られざる歴史と、宴会芸のネタの両方を同時に学べる、お得な教養講座です。 |
日清戦争中に刊行された #詩吟 剣舞の本。
— 加藤徹(KATO Toru) (@katotoru1963) October 13, 2022
来週10月20日のオンライン講座 https://t.co/yVqBrX5ZLm では、近代日本のナショナリズムの高揚が、漢文訓読と明清楽にもたらした影響について、予備知識のないかたにもわかりやすく解説します。
岡本半渓著『討清剣舞』明治27年(1894)11月27日発行 pic.twitter.com/SzcDst8XGF
【自分の備忘用】島地大等(1875年-1927年)『妙法蓮華経』より 自我偈 真読と訓読 pic.twitter.com/UspgWccTvz
— 加藤徹(KATO Toru) (@katotoru1963) October 1, 2022