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 農学部農芸化学科
 土壌圏科学研究室 Laboratory of Soil Science

 当研究室では,2023年度現在,以下の研究を行っています(今後行う予定です).以下の研究内容以外にも随時新たなことに取り組んでいます.


(1)農業生産系
 資源(肥料)の乏しい日本において資源最小投入量による作物生産を目指し,以下のことを行っています.

@微小(過重)重力下における土壌中での元素挙動と反応および植物生育
A土壌中におけるリンの有効利用と根域発達機構の解明
B未利用資源(下水汚泥堆肥,食品残渣堆肥,木質灰等),肥料(ケイ酸カリ等)からの養分放出と植物供給機構の解明
Cバイオマス発電によって産生される木質系バイオマス灰の農業的有効活用,バイオマス灰の新規用途開発

(2)地盤環境系
 重金属類で汚染された地盤・土壌の植物や副産物を利用した環境修復と地盤・土壌の再利活用を目指し,以下のことを行っています.

@掘削岩・土砂からの重金属類の溶出過程の解明と副産物を用いた不溶化による溶出抑制
A副産物(自然由来重金属類を含む掘削岩,石炭灰)の長期安定性評価手法の開発
B地盤改良(ソイルセメント+遅延剤・早硬剤,薬液注入)における土壌構成成分と固化発現機構との関係解明
CAIを利用した大規模災害で発生する災害廃棄物由来の分別土砂の利活用促進

土壌圏科学研究室

〒214-8571
神奈川県川崎市多摩区東三田1-1-1
明治大学農学部農芸化学科

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