※本講演の様子(静止画と音声)とレジュメを公開します。講演(静止画と音声)はこちらから、当日のレジュメ(PDFファイル)はこちらからダウンロードできます。
講演要旨
‘ウン十年振りの賃上げ’などと報じられるなかで、人々の生活や働きぶりの困難さは変わらず、その打開に向けた労働運動の活路も不透明なまま。労働者相互の分断はむしろ進んでいる状況です。今回の講師は、徹底した現場主義の立場から時々の課題を提起し、労働組合を叱咤激励し続けてきた労働研究の第一人者。何に立脚し、何から始めるべきかーともに考えていくことが今回のテーマです。
テーマ | いまの労働組合は労働者の切実なニーズに応えているか?ー思想・行動・主体構築の課題 |
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講師 | 熊沢 誠 氏(甲南大学名誉教授) |
日時 | 2023年12月8日(金)18:30〜20:30 |
場所 | 明治大学 リバティタワー1階1012教室(JR茶の水駅から徒歩3分) |
形式 | 対面のみ |
申込 | 不要 |
参加費 | 無料 |
1938年三重県生まれ。京都大学経済学部を卒業後、61年~06年に甲南大学経済学部に在職。近年の著作に、『女性労働と企業社会』(岩波新書、2000年)、『格差社会ニッポンで働くこと』(岩波書店、2007年)、『労働組合運動とはなにか』(岩波書店、2013年)、『イギリス炭鉱ストライキの群像』(旬報社、2023年)などがある。