2021年4月1日に明治大学国際労働研究所(Institute of Transnational Labour Studies, Meiji University)が設立されました。当研究所は新たな労働者運動と持続可能な開発目標(SDGs)をめぐる研究をめざしています。その最初の講演会に濱口桂一郎さんをお招きして、「デジタル時代の労働法のフロンティア」をテーマに、労働社会のグローバルなこれからの在り方を展望します。
多くの皆さまのご参加をお待ちしています。
日時 | 2021年12月4日(土) 午後4時から6時 |
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プログラム | 1. 主催者挨拶 石井 知章(明治大学国際労働研究所代表) 2. 記念講演 〇 テーマ「デジタル時代の労働法のフロンティア」 〇 講師 濱口 桂一郎 氏(労働政策研究・研修機構労働政策研究所長) 〇 コメンテータ 山崎 憲 氏(明治大学経営学部准教授) 〇 講演要旨 ▼ デジタル時代の労働社会の行方 ▼ フリーランス問題の歴史と現状 ▼ 諸外国やEUのフリーランス問題への対応状況 ▼ 人工知能(AI)の採用から労働者管理への利用がもたらす問題 |
開催形式 | オンライン形式(Zoomミーティング) |
定員 | 300人 |
参加費 | 無料 |
申込方法 | 事前参加登録必要 → 事前登録フォームはこちら |
申し込み期限 | 11月30日まで ただし定員になり次第受付終了 |
問い合わせ先 | 電話 03-3296-1862(水曜日午後のみ) |
労働政策研究・研修機構研究所長。1983年労働省入省。労政行政、労働基準行政、職業安定行政等に携わる。欧州連合日本政府代表部一等書記官、衆議院次席調査員、東京大学客員教授、政策研究大学院大学教授等を経て、2008年8月労働政策研究・研修機構労使関係・労使コミュニケーション部門統括研究員、2017年4月から現職
明治大学国際労働研究所の開設記念講演会は12月4日に開催され、成功裡に終了することができました。濱口桂一郎先生の講演テーマ『デジタル時代の労働法のフロンティア』は多くの皆さんの関心を集め、241人もの方々に参加登録して頂きました。講演会当日はオンラインで146人が参加されました。
濱口先生のご講演は広範囲にわたり、デジタル時代の労働社会の行方をめぐり、刺激に富む内容でした。濱口先生の元同僚であった山崎憲先生からコメントを頂き、お二人の間で中身の濃い活発な議論をして頂きました。お二人の先生方には心から感謝申し上げたいと思います。私たち国際労働研究所としては、今回の講演会で得ることのできた新たな知見、そして貴重な経験に基づき、次回以降のイベントを慎重に企画してまいりたいと思っております。