未来の社会基盤を創り支える
明治大学総合数理学部
ネットワークデザイン学科
Meiji Univ. School of Interdisciplinary Mathematical Sciences, Dept. of Network Design
担当教員・研究紹介
明治大学総合数理学部ネットワークデザイン学科の先生方と、研究内容をご紹介します。
3・4年次に進級すると、これらの研究の中からこれから所属する研究室(ゼミ)を決めることになります。
ざっくり二つに分けると「情報系」「電気・通信系」の2分野になりますが、研究ではこれらの分野が互いに関連しあっています。
その後より行われる卒業研究では、指導教員と相談しながらテーマを決定し、最長2年間かけて研究に取り組んでいきます。
情報系
パソコン、スマホ、スーパーコンピュータ、どんなコンピュータにもCPU(コンピュータの脳)が搭載されています。
そんなCPUを効果的に使用するために、並列処理によるデータ処理の高速化を研究しています。
インターネットでは、この瞬間にも大量のデータ(ビッグデータ)が生み出されています。ビッグデータを現実的な実行時間で処理するための手法について研究し、より広範囲なアプリケーションに適応できるようにすることを目指しています。
ネットショッピングしていると、商品がオススメされることがありますよね。このようなシステムは、ビッグデータ分析に基いて、人間の行動や意図を推定することで、実現しています。今まで以上に気の利くコンピューターを実現するための人工知能システムについて研究しています。
確率的な考え方に基づくデータ分析手法や、人工知能について研究しています。試合映像からのスポーツイベントの自動検出のような、実用に向けた研究にも取り組んでいます。
生命科学の分野でも大規模なデータの情報処理が広く活用され始めています。
細胞内の膨大な種類のDNAやタンパク質、代謝物質のデータを解析し、生体分子が作り上げるネットワークを明らかにします。
ロボットが自分で考えて行動するには、周りで何が起こっているのかを、たくさんのセンサーを使って認識することが必要です。
たくさんのセンサーがつながることで、ロボットはより賢くなっていきます。そんな知能ロボットを研究・開発しています。
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電気・通信系
普段意識せずに使っている「電気」。発電所から私達のところまで、どのように送られているのでしょう?
電気エネルギーのネットワークを、より高度に計画・運用するための技術を研究し、環境にやさしいシステムの実現を目指します。
近年、太陽光発電や風力発電といった自然エネルギーが注目されています。
自然エネルギーを普及させ、CO2を排出しない電力システムを実現するための、電力貯蔵制御などを研究しています。
これまで以上の高付加価値・高品質なサービスが提供できる高度な情報通信ネットワークを実現することを目指しています。可視光通信技術(Li-Fi技術)による未来の通信技術などを研究しています。
携帯電話やテレビ放送などに用いられている無線技術について研究を行っています。
より速い、より賢い、より信頼性の高い無線通信ネットワークを交通や医療など新たな場面で利用することを目指しています。
電力ネットワークとコンピュータネットワークが融合すると、賢く効率的に電気を使えるようになります。
そのような未来の電力システム「スマートグリッド」を実現するための、予測や最適化問題について研究しています。
研究室のホームページ
電力・ガス・上下水道・交通など、社会には様々なインフラが存在し、それらは互いに関係しあっています。
街全体でインフラを有効活用し、エネルギー消費を抑える未来の省エネ社会「スマートコミュニティ」について研究しています。
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