北京の冬はとてつもなく寒い。空気が日本と違うせいだろうか? 絶対温度以上に寒く感じるのだ。
ちょっと考えると、南の国から来た留学生の方が日本人よりも寒がりのような気がするが、実はそうでないところが面白い。あるアフリカからの留学生は、真冬でもTシャツ一枚で外を歩いていた。また、友人である純粋の北京っ子は、ぼくよりずっと寒がりだった。
ちなみに、北京の部屋の中に限って言えば、石炭によるセントラル・ヒーティングが普及しているので、室温はむしろ日本より暖かい。
さて、冬の北京ではあちこちに天然のスケート場ができる。ぼくが感心したのは、北京大学の中国人学生のほとんどが、スケートと社交ダンスがプロ級にうまかったことだ。
あちこちのスケート。そして、道ばたに山積みされ下が重みでつぶれている凍った白菜の山。この二つは、冬の北京の風物詩である。
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