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応用化学科について

応用化学科について

概要

明治大学理工学部は現在9つの学科(電気電子工学科・電子通信工学科・機械工学科・機械情報工学科・建築学科・応用化学科・情報科学科・数学科・物理学科)で構成されており,化学系の研究・教育に携わっている唯一の学科が応用化学科です。

学科長からのメッセージ

化学産業は国内製造業の10%以上を占める重要な産業です。この実学である化学を、応用化学科では前身の工業化学科から60年以上、刻々と変わる社会の要求に応えながら、学ぶ場、その機会を提供してきました。これまでに巣立った卒業生も7000名を数え、多くの卒業生が社会で活躍しています。現在、そして未来の社会を担うこれからの化学を見据えて、応用化学科では、基礎から最先端、応用までの幅広い化学分野において、今後も充実した教育環境と整え、学習機会を提供していきます。教育と研究は表裏一体であり、充実した教育は先端研究の賜物でもあります。応用化学科では、多様な化学分野のいずれかを専門とする個々の教員が、それぞれの分野での先端研究の実施はもちろんのこと、国内外の大学や研究機関、企業とも連携した学際的な研究活動を行い、知の進化、科学技術の発展とイノベーションを目指します。明治大学の自由な校風のもと、充実した化学教育と先端研究を担う学科として、そしてここで学ぶ学生や卒業生の拠点として、さらなる発展を願います。

田原一邦教授

明治大学理工学部
応用化学科長
田原一邦教授

応用化学科の特色

分子の世界から暮らしを彩る物質まで化学する
実験の様子

化学は、数学や物理学とともに、自然科学の最も基本的な学問のひとつです。その範囲は、あらゆる生命現象から宇宙を構成する物質の謎の解明まで、精密な最先端技術から物質の生成に至るまでと、広範囲にわたります。そのため、理学と工学の両面を兼ね備えた広汎な学問体系が応用化学科の特色となっています。

分子の解明からバイオマテリアルや太陽電池、高分子機能膜といった次世代の化学材料に関する高度な研究まで行うのが応用化学です。応用化学科では、「フラスコからコンピュータまでを操れる研究者・技術者の育成」をテーマに、実験科目に重点をおいたカリキュラムを構成しています。特に実験器具を使用する従来の実験技術とコンピュータを利用する最新のシミュレーション技術の習得を教育目標に掲げることで、化学にかかわる基礎から応用まで幅広い知識と独創的な考えをもつ人材、将来の化学および化学工業を担いうる人材の育成を目指しています。

DATAでわかる応用化学科

2022年度入試結果

表は右にスクロールできます。

男子 女子 合計
一般選抜入試 志願者数 929 330 1,259
合格者数 343 129 472
大学入学共通テスト利用入試 志願者数 526 279 805
合格者数 185 94 279
全学部統一入試 志願者数 224 103 327
合格者数 61 44 105
研究室状況
研究室数 平均所属学生数
17 7人

1学年の定員数を研究室の数で割った目安の数です。

進路状況
進路状況グラフ
2022年度業種別就職状況
2022年度業種別就職状況グラフ
2022年度就職実績(大学院生を含む)
  
  • 藤森工業(株)
  • 出光興産(株)
  • 伊藤忠テクノ
    ソリューションズ(株)
  • 太平洋セメント(株)
  • TIS(株)
  • 東洋合成工業(株)
  • ニチアス(株)
  • マイクロンメモリ
    ジャパン(株)
  • 京セラ(株)
  • (株)クラレ
  • 積水化学工業(株)
  • 東京エレクトロン
    グループ
  • 東洋製罐グループ
    ホールディングス(株)
  • 日油(株)
  • 日清オイリオグループ(株)
  • 日清紡ホールディングス(株)
  • (株)日立製作所
  • マルハニチロ(株)
  • 三菱マテリアル(株)
  • (株)村田製作所

2022 年度の就職実績は本学 ホームページをご覧ください。