本研究室の学生2名がNSF Grant: GRASSROOTSを受賞しました.
IROS2009 in St. Louis 2009.10.08
本研究室所属のM2 田村侑也君とM1 坂井敦君が,世界二大ロボット学会の一つである,The 2009 IEEE/RSJ International Conference on Intelligent RObots and Systems (IROS 2009)において併催されるGRASSROOTS Project の参加者に選ばれました(GRASSROOTS web page).
このプロジェクトはアメリカ国立科学財団(US National Science Foundation: NSF)と空軍科学技術局アジア支所(Asian Office of Aerospace Research & Development: AOARD)とが共同で実施しているプロジェクトであり,ロボットと自動化の研究分野において国際協力の場を提供し,アメリカと日本の学生がロボットの国際会議に参加する機会を利用して,会議開催国の研究機関を訪問する機会を与えるものです.
2009年の5月には37名のアメリカの学生が神戸で開催されたICRA会議に参加し,会議の後に日本のロボットの研究機関を訪問しました(訪問先一覧). 今回は2009年10月にアメリカのセントルイスで開催されるIROS09に参加する日本の学生の中から選出された16名が著名なアメリカのロボット研究機関を訪問する予定です(米国の訪問先一覧).
このプロジェクトの参加者は各研究機関を訪問するための費用として$2200 (USD)が支給されます.また,セントルイスのFlamingo Bowlにおいてレセプションパーティが開催され,日本側の参加者とアメリカ側の参加者が交流する予定になっています.
今回のプロジェクトの参加にあたり,彼らは主に東海岸に拠点を置く研究機関を訪問する予定です.以下は訪問予定の研究機関と日程です.
10月19日 |
カーネギーメロン大学 (CMU) のWettergreen Lab,
Field Robotics Center
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10月21日 |
マサチューセッツ工科大学(MIT)のRobotic Mobility Group (Dr. Karl Iagnemma Lab)
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10月22日 |
コロンビア大学のColumbia University Robotics Group (Dr. Peter Allen Lab)
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10月23日 |
ニューヨーク大学のComputational and Biological Learning Laboratory (Dr. Yann LeCun Lab)
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以上のように,屋外ロボット研究では世界トップクラスの研究機関を計4カ所訪問し,世界最先端の技術の見学と,様々な研究者達との交流を行う予定です.
(2009.10.08)