■中小企業って何？
「中小企業」という言葉を聞いて、どのような印象を持っているでしょうか。
ほとんどの人が、大手企業に比べて力が弱く、また目立たない存在だという印象を持っているかと思います。しかし、日本の企業の99%以上は中小企業であり、日本の経済は中小企業によって支えられていると言っても過言ではありません。つまり、中小企業の発展は日本経済の発展に直結すると言うことです。
事実、有名な大企業であっても、多くの中小企業の支えなしでは事業を存続することができないのです。誰もが耳にしたことがあるトヨタも、ソニーももとは、中小企業でした。
中小企業は、多くの面で日本の経済の支えとなっています。例えば、日本の企業の99%以上が中小企業であることから、人々に広く働く場を提供していることや、地域のお祭りや、節分といったイベントなどを通して、地域と密着している企業が多く存在します。
地域の伝統工芸や人々が快適に暮らせるための街づくりにおいて中小企業の果たす役割は、少なくありません。
また、中小企業の中には、大手企業が真似できない技術を持ち、大企業よりも高い利益率を上げている企業もあります。この文を見て、中小企業に対して持っている皆さんのイメージが変わったかと思います。
■経営者ってどんな人？
経営者とは、会社を支えるリーダーのことです。そのため、社員を導く存在であることが求められます。
しかし、経営者は、必ずこうあるべきということはありません。
いわゆるワンマン社長で、社員をぐいぐい引っ張っていく方や、社員と議論を交わしながら一緒に成長していこうとする方など様々です。経営者の人柄も、正にリーダーといったビジネスライクで激しい性格の方から、温和で包容力のある方まで様々おられます。企業によって社風が違うというのは、経営者の理想や、人柄によるものといってもいいでしょう。
しかし、どの経営者の方にも共通することは、熱意と信念を持って、会社を成長させようという熱い想いを持っていることです。そのような方との出会いは、貴重なものです。
■中小企業論はこんなに面白い！
皆さんは、中小企業についてどのような印象を持っているでしょうか。
ほとんどの人が、大手企業に比べて力が弱く、また目立たない存在だという印象を持っているかと思います。しかし、日本の企業の99%以上は中小企業であり、日本の経済は中小企業によって支えられていると言っても過言ではありません。つまり、中小企業の発展は日本経済の発展に直結すると言うことです。また事実、有名な大企業であっても、多くの中小企業の支えなしでは事業を存続することができないのです。
■「ゼミナール活動」とは？
ゼミナールの授業が普通の授業と異なる点は、普通の授業は、先生が中心となって授業を進めて行くのに対して、ゼミナールの授業は、学生が中心となって授業を進める点です。活動は、学校で授業を受けるだけでなく、課外活動によって、そこでしか得られない情報を得に行くといった、高校生の授業よりもより本格的に、専門的に学ぶことができます。
■森下ゼミで学べること・経験できること
森下ゼミナールの大きな特徴のひとつにヒアリング調査があります。
これは、全国の企業や支援機関を訪問し経営者に直接お話を伺う活動です。経営の現場を学ぶことができ、また、実際にものを作っている工場の中を見学させていただくこともできます。普段の生活では味わえないような体験をすることができるわけです。
また、訪れた地域の特産物や名物に触れることができるのも大きな魅力です。
調査に向けた事前準備では研究室で電話をかける作業があります。その際の言葉遣いなど、社会に出てからも通用するマナーなども同時に学べることも魅力の１つといえるでしょう。
ヒアリング調査の他にも様々な課外活動に参加しています。たとえば、地域のお祭りに参加して露店を開いたり、神輿を担いだりすることもありました。自分が育ったところとは別の地域の活動に参加することは、とても刺激的な体験です。他にも、学生でありながら経営者研究会などに参加することができ、大学内にいては得られないような経営知識を吸収することができます。
中小企業論とは、中小企業が持続的発展を遂げるための経営や、経営者の生い立ち、信念について研究する学問です。
森下先生は、自ら足を運び、中小企業の実態について研究を行っています。そして、私たちゼミ生も、先生と一緒に、全国の様々な地域の企業を訪問し、経営者のお話を聞かせていただいております。
森下先生の特徴を一言で表すと、熱い先生です。時には厳しく指導されることもありますが、それはゼミ生のことを考えているからです。私たちを、教授と学生という枠で区切ることなく、一緒に研究をする仲間として捉え、議論をしながらお互いの発展を目指されています。
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