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![]() 例えばこの「九連環」の歌詞も、類書の多くでは割愛している後半部の歌詞まで、漏れなく記録してある。 本書は、研究者が備えておくべき清楽譜本の一つである。 本書の序文(漢文)には、清楽の歴史は当時からおよそ百年前、長崎で清客の江芸閣が伝えたことに始まる旨が書いてあり、 この序文も史料として重要な価値をもつ。 | |
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月琴手引草(1877) 山本小三郎編 京都:大谷仁兵衛,明10.10 九「蓮」環、と誤記されている。 明治の九連環の工尺譜は、旋律の冒頭を「上上工尺」と記すもの(『月琴楽譜』など)と、「上工尺」(『清楽曲牌雅譜』など)に二分できる。本書は前者である。 |
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明清楽譜摘要(1877) 佐々木僊編 京都:石田忠兵衛,明10.9 素朴な工尺譜である。 |