Sep.1991, the annual performance of the Peking Opera Studying Circle at Azabu Ward Center, Roppongi, Tokyo. I played two persons on the same day, "Xiang Yu" (the hero of the famous tragedy) and "Liu Jiu" (a funny guy of a comedy).
1991年9月、東京・六本木の麻布区民センターにて。京劇研究会の定例公演で、筆者は「覇王別姫(はおうべっき)」の項羽と、日本語京劇「打城隍(だじょうこう)」の「りゅーく」を演じた。
まず中国語で「覇王別姫」を上演。虞美人(ぐびじん)は波多野真矢さん。
「覇王別姫」が終わると、大急ぎで楽屋にもどり、メイクと衣装を換えて、喜劇「打城隍」(日本語版)に出演。(プロの中国人京劇俳優なら「反串戯」以外でこんな「早変わり」はしません。日本人票友の特権?)
写真下左の右から、「がーはち」=塩沢伴子(しおざわ・ともこ)京劇研究会会長、「まーしち」=金川諒(かながわ・りょう)さん、「りゅーく」=筆者。塩沢さんは別の日には虞美人も演じた(波多野さんとのダブルキャスト)。
写真下右は、合宿での「打城隍」練習風景。日本在住のプロ京劇俳優・張春祥先生(新潮劇院)の演技指導を受ける。
November 1992, I joined the Japanese "Peking Opera Studying Circle's" tour to China, when I played a part of the hero "Xiang Yu" and some roles.
1992年11月、中国の上海および南京(なんきん)で、京劇研究会は初の「中国本土逆上陸公演」をおこなった。写真は楽屋で出番を待つ筆者。演目は「覇王別姫」で、筆者は項羽(こうう)を演じた。
このときの公演については日本経済新聞の記事をどうぞ。