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中国史と花 ―菊・牡丹・蓮・梅

最新の更新2025年1月11日   最初の公開2025年1月5日

  1. 総論
  2. 牡丹
  3. その他


詳細、お申し込みは朝日カルチャーセンターの公式サイト https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7615381 をどうぞ。以下、同サイトより自己引用。引用開始
新宿教室 歴史 教室・オンライン自由講座 見逃し配信あり
中国史と花 ―菊・牡丹・蓮・梅 シリーズ「花鳥風月」
  古来、中国人は多くの花を愛してきました。なかでも、雪が残るうちにいち早く咲く梅、あでやかに咲きほこり花の王と呼ばれた牡丹、仏教の悟りや儒教の徳の象徴とされた蓮、他の花々が散ったあとも最後まで凛として咲く菊、は、中国史の節目節目に、時代や社会の象徴としても登場します。隠者の陶淵明は菊を愛し、グラマーな楊貴妃とスリムな梅妃はそれぞれ牡丹と梅の美女とされ、学者の周敦頤は高度成長の唐王朝は牡丹だったが低成長のわが宋王朝は蓮のごとくあれと規定し、科挙に挫折し社会への復讐を誓った黄巣は自分を遅咲きの菊になぞらえ反乱を起こし……等々。中国の花と人間の歴史を、豊富な図版を使いつつ、予備知識のないかたにもわかりやすく解説します。(講師・記)
引用終了


総論
YouTube https://www.youtube.com/playlist?list=PL6QLFvIY3e-l_elifuUbJrfLQudHZooh5

○ポイント、キーワード
参考 周敦頤(しゅうとんい 1017-1073)の名文「愛蓮説」
 晋は菊、唐は牡丹、宋は蓮、とそれぞれの時代の人間の生き方を花になぞらえて説いた。
 加藤徹『漢文で知る中国 ─名言が教える人生の知恵』でも紹介。
参考 加藤徹のブログ https://katotoru1963.livedoor.blog/archives/26637062.html

X(旧ツイッター)の加藤徹の投稿記事 https://x.com/katotoru1963/status/1872807708753264772

【拡散希望】講座「中国史と花 ―菊・牡丹・蓮・梅」??
対面+オンライン(見逃し配信つき)
on 2025年1月11日(土)
at 朝日カルチャーセンター新宿 @asakaruko
by 加藤徹??
キクの時代、ボタンの時代、ハスの時代・・・中国史と日本史の機微を、わかりやすく解説します。https://t.co/hi4VJmKxpx pic.twitter.com/gJmoLhXDzY

— 加藤徹(KATO Toru) (@katotoru1963) December 28, 2024




○中国における菊の歴史

○日本における菊の歴史
○その他

牡丹

○中国における牡丹の花
○日本における牡丹の花

○その他




○中国における蓮の歴史
  • 原産地
     ハスには、インド原産説と、中国原産説の両方がある。一般には前者のほうが有名。
  • 仏教の伝来
     蓮は食用、薬用、観賞用として紀元前から湿地で栽培されていた。インドから伝来した仏教は、蓮の花が泥の中から咲く様子を煩悩にまみれた世界で仏教徒が清らかな悟りを得る象徴としたので、中国仏教および日本仏教でも蓮は重要視された。
     「一蓮托生」(いちれんたくしょう)、『妙法蓮華経』(みょうほうれんげきょう)などの仏教用語も、中国から日本に伝わったもの。
  • 宋の儒学者・周敦頤が書いた「愛蓮説」
     上掲。
    https://x.com/katotoru1963/status/1872807708753264772。中国の学校の生徒が「古文」(日本人がいうところの漢文)の教材として今も習う名文である。
  • 藕粉(ぐうふん、オウフェン)
     レンコン(蓮根)の主成分であるデンプンを乾燥させて粉末にしたもの。中国医学では健康食品とされる。
     江戸時代、朱舜水(asahi20241010.html#05)がコ川光圀(水戸黄門)に作り方を伝授した「水戸藩らーめん」の麺の材料は、小麦粉と藕粉だった。

    ○日本における蓮の歴史
    ○その他


    ○中国における梅

    ○日本における梅

    その他


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