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大学院(博前)教養デザイン研究科 論文作成特論
加藤徹担当回 2025年01月08日(水)

最新の更新2025年1月10日    最初の公開2023年12月19日
この授業のビデオ(パノプト)のURL
(関係者以外閲覧禁止)
https://meiji-univ.ap.panopto.com/Panopto/Pages/Viewer.aspx?id=402cc9dd-135b-42d5-bbbc-b25f0068de2c

  1. はじめに
  2. シラバス
  3. 修士論文の書式
  4. 著作権法
  5. ネット上の映像や動画を取り込むやりかた
  6. AIの使い方 - ChatGPTを例に
  7. ミニリンク

はじめに
 こちらは、明治大学大学院・教養デザイン研究科(
https://www.meiji.ac.jp/humanity/)の博士前期課程の授業「論文作成特論」の加藤徹担当回のweb頁です。
 受講後、ご質問等がある院生は、加藤徹までメールでお問い合わせください。加藤のメールアドレスは
です。
 今回の加藤の授業では、主に、インターネット上で公開されている画像や動画を論文で引用するやりかたについて解説します。
 受講後、レポートを期日までにOh-o! Meijiで提出してください。レポートの課題と提出期限については、Oh-o! Meijiの当該の項目をご覧ください。

★著作権の表示の例
この写真についての説明は、加藤のサイトの#kgalbum2010s.htmlを参照。



シラバスより引用。2024年7月18日閲覧。引用開始。
年度 2024 年度
授業科目名 (前)教養デザイン研究科 論文作成特論
担当教員 田中 ひかる 教授 単位数 2
開講日 秋学期/水曜日/5限 キャンパス 和泉
科目ナンバー
未設定
主催区分 − 授業形態 1:講義
学問分野(大区分) − 授業言語 J:日本語
レベル −
学問分野(小区分) −
シラバスの補足/Syllabus Supplement

授業の概要・到達目標
修士論文を作成するために必要な基礎的知識・方法などについて、段階的に学んでいく。講義形式による授業にあわせて、論文作成プロセスに即した課題に順次とりくんでもらう。
修士論文執筆の前提となる基礎的知識・方法の着実な修得を目ざす。

授業内容
第1回 (9月25日) :イントロダクション─修士論文とは何か 田中ひかる
第2回 (10月2日) :資料収集の基本 広沢絵里子
第3回 (10月9日) :M2第三次中間報告会に出席
第4回 (10月16日):既存文献の収集と整理 畑中基紀
第5回 (10月23日):社会調査の方法(フィールドワーク) 石山徳子
第6回 (10月30日):統計・図表・数値データの利用 鳥居高
第7回 (11月13日) :外国語文献の利用 虎岩直子
第8回 (11月20日):論旨展開(仮説と検証) 浅賀宏昭
第9回 (11月27日):口頭発表の方法 釜崎太
第10回 (12月4日):M1第一次中間報告会
第11回 (12月11日) :文献の精読とテクスト分析 井上善幸
第12回 (12月18日):史料論 薩摩秀登
第13回 (1月8日):新しい資料の活用法 加藤徹
第14回 (1月15日) :研究不正とは何か/全体のまとめ 田中ひかる

準備学習(予習・復習等)の内容
事前に配布された印刷資料に目を通したうえで,授業に参加すること。

教科書
印刷資料を配布する。

参考書
伊丹敬之『創造的論文の書き方』(有斐閣,2001年)
木下是雄『理科系の作文技術』(中公新書,1981年)
ウンベルト・エコ『論文作法―調査・研究・執筆の技術と手順』(而立書房,1991年)

成績評価の方法
(1)「論文構成」・「執筆計画書」(完成版)の提出(30%)、
(2)積極的な授業参加(40%)、
(3)中間報告会における発表(30%)、
この三つの要素を総合的に評価する。
引用終了

修士論文の書式
教養デザインの執筆要項。
縦書きは、
#shuuronshippituyoukou20101124tategaki.pdfを参照(PDF)。
横書きは、#shuuronshippituyoukou202212yokogaki.pdfを参照(PDF)。

以下、横書き用の論文執筆要項(PDF)より引用。引用開始。
(p.3より引用)
図・グラフ・写真・表について
図・グラフ・写真・表には、それぞれ通し番号とキャプションをつけること。
図・グラフ・写真のタイトルは下に、表のタイトルは上に書くこと。
出典は、図・グラフ・写真の場合にはタイトルの下に、表の場合は表の下(欄外)に記入すること。
出典の書き方に関しては、参考文献の書き方に準じる。
また、注記が必要な場合には、(出典)の上に番号を付して記載する。

(p.5より引用)
インターネットの表記法
当該ページURL サイト名、該当ページの管理者名もしくは著作権名、閲覧年月日
(例)http://www.asahi.com./edu/lifelong/K2001051400355.html (『asahi.com』朝日新聞社、2002年2月20日閲覧)
引用終了。


著作権法
 論文執筆で、著作権の保護期間が満了していない著作物を引用する場合、著作権法を守る必要がある。
 著作権の保護期間については、
https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/hokaisei/kantaiheiyo_chosakuken/1411890.html
(「著作物等の保護期間の延長に関するQ&A」文化庁、2023年12月19日閲覧)
などを参考のこと。

 以下、https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=345AC0000000048(「著作権法(昭和四十五年法律第四十八号)」e-gov法令検索、2023年5月3日閲覧)より引用。引用開始。
著作権法32条1項
第三十二条 公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。
引用終了。
以下、 https://www.japaneselawtranslation.go.jp/ja/laws/view/4207#je_ch2sc3sb5at6(「著作権法(昭和四十五年法律第四十八号)/ Copyright Act(Act No. 48 of 1970)」Japanese Law Translation、2023年5月3日閲覧)より引用。引用開始。
Copyright Act Article 32 (1) It is permissible to quote and thereby exploit a work that has been made public. In such a case, the work must be quoted consistent with fair practices and within a scope that is justified for the purpose of news reporting, critique, study, or other place in which the work is quoted.
引用終了

ネット上の画面を取り込む方法
ここでは、論文に引用する「図」を作成するため、ネット上の著作物をパソコンを使って「キャプチャー」する方法を解説する。
以下、
https://japan.zdnet.com/glossary/exp/キャプチャー/(ZDNET Japan > 用語 > キ「キャプチャー」、2023年12月19日閲覧)より引用。引用開始。
キャプチャーとは (キャプチャ,スクリーンキャプチャ,スクリーンショット,スナップショット,画面キャプチャ,画面取リ込ミ,capture,screen capture,screenshot,snapshot,)
キャプチャーとは、ディスプレイに表示されている静止画像や動画像を、画像データとしてファイルに保存することである。
特に静止画を取り込むことはスクリーンキャプチャーと呼ばれ、動画を取り込むことがビデオキャプチャーと呼ばれる。
引用終了。
 ネット上の著作物をパソコンで表示し、その画面を、論文のなかで「図」として使うための画像として取り込む方法は、主に以下の3つです。以下、特に断りがない限りは、Windows 11 を使うことを前提にお話しします。
  1. Snipping Tool (スニッピング ツール)などのツールを使う。具体的には、ポインティングデバイスで指定した画面上の部分的な範囲のスクリーンショットを切り取るツールを使う。
  2. OSの「スクリーンショット」(スクリーンキャプチャ、スクリーンダンプ、スクショ)機能を使い、画面全体を保存する。あとで画像加工ソフトで、枠を切り取るなどの加工をする。
  3. カメラでパソコンの画面を撮影する。
★Snipping Tool (スニッピング ツール)
以下、https://www.fmworld.net/cs/azbyclub/qanavi/jsp/qacontents.jsp?PID=9811-3296(FMVサポート「[Windows 11] Snipping Toolについて教えてください。(Q&Aナンバー【9811-3296】更新日:2023年6月2日)」FUJITSU、2023年12月19日閲覧)より引用。引用開始。
Snipping Tool は、パソコンに表示されている画面を、画像や動画として取り込むアプリです。
重要
テレビやBD/DVDの視聴画面は、著作権保護のため画面をコピーできないことがあります。
引用終了。
★動画投稿サイトの例

★商業的な動画サイトの例
AIの使い方 - ChatGPTを例に
 近年、AIが急速に発達している。例えば
ChatGPT https://chatgpt.com/
は、レポートや論文の作成にも活用できる。
 ただし、一歩間違えると「研究不正」を犯すことになるので、注意すること。
 例えば、明治大学・教養デザイン研究科の公式サイトの「人材養成その他の教育研究上の目的」https://www.meiji.ac.jp/humanity/outline/purpose.htmlの文章
教養デザイン研究科
 教養デザイン研究科は、21世紀において人類が直面している諸課題を総合的・学際的に考察し、公共的観点に立って主体的に行動することのできる人材の養成を目指す。教育研究のテーマは「人間性とその適正な環境の探求」と、新時代にふさわしい「知の創造(デザイン)」である。博士前期課程では、科学技術の飛躍的発展によって生じた倫理的諸問題、グローバル化が進む現代世界における異文化理解、脱領域化状況の中での平和構築、自然環境との共生、これらの諸問題を総合的に考察し、解決へと導くことのできる高度な教養人の育成を目的とする。博士後期課程では、思想、文化、平和・環境の三つの領域において、自立した研究者の育成を目的としている。課程博士論文の作成に力点を置き、研究業績の蓄積を促進することによって、大学教員など研究職において活躍できる人材の育成を目的とする。 

教養デザイン専攻
 教養デザイン専攻では、人類が直面する諸課題を包括的に探究するため、「思想」、「文化」及び「平和・環境」の3つの領域研究コースを設置している。文理を融合し、総合化された知の創造と現代社会における新たな倫理の探求を目指す。博士前期課程では、科学技術の著しい発展、グローバル化の到来など、激変する現代社会において、生涯学習をも視野に入れて、高度な教養をデザイン(創造)できる人材の養成を目指す。博士後期課程では、博士前期課程で身につけた知識を活かしながら、更に自立して研究活動を行える人材の養成を目指す。

養成する人材像・進路
 研究科修了生の将来の進路としては、研究者、教員、ジャーナリスト、マスコミ関係者、公務員等、幅広い分野が考えられます。博士後期課程においては、教養系の研究者の育成を目指しています。また、生涯学習社会における教育ニーズに応えるため、「社会人」を積極的に受入れ、学び直しの場としての役割を果していきたいと考えています。
を使って、 など、いろいろな作業をさせることができる。詳しくはビデオを参照。

 ChatGPTに対して「ChatGPTを活用して論文を作成するとき、剽窃や盗用、代筆などの不正行為にならないようにするためには、どうすればよいですか?」と質問すると、以下のような回答が瞬時に返ってくる。
以下は、2025年1月10日20時59分のChatGPTの回答。重要な箇所は加藤徹が赤字にした。
ChatGPTを活用して論文を作成する際、不正行為に該当しないようにするためには、以下の点に注意するとよいです。

1. AIを補助的なツールとして利用する
ChatGPTはあくまでアイデアの整理や情報収集、文章の改善を補助するツールとして使用し、最終的な執筆や構成の責任を自分で負うことが重要です。
 具体例:
  論文の構成案を相談する。
  特定のテーマに関する一般的な情報や背景知識を調べる。
  書いた文章の表現を改善する。

2. 出典を明示する
ChatGPTが提供する情報をそのまま使用する場合、出典や情報源を確認し、適切に引用してください。AI自体は情報源ではないため、信頼できる学術的な情報源を元に自分で裏付けを取る必要があります。
 例: ChatGPTから得た知識をもとに、信頼できる学術論文や書籍を探して引用する。

3. 完全な代筆を避ける
AIに全文を執筆させることは、学術的な誠実性に反する場合があります。自分自身で主張を考え、論理を構築し、それを補完する形でAIを活用するようにしましょう。
 具体例:
  自分で書いた文章の表現を改善してもらう。
  特定のパラグラフの構成を整えるために提案を受ける。

4. 教員や指導者のガイドラインを遵守する
学術機関や指導教員のAI利用に関するポリシーを確認し、それに従いましょう。一部の大学や学会では、AIの使用を制限している場合があります。
 例: 学校が「AIツールを使用した場合は明示すること」を求めている場合は、その旨を記載する。

5. オリジナリティを維持する
AIの提案をそのまま使うのではなく、自分の考えや視点を取り入れることが大切です。AIは過去のデータを基にした生成物であるため、新規性や独創性を欠く場合があります。

6. AI利用を透明化する
必要に応じて、AIを利用したことを明記しましょう。特に学術論文の場合、AIが生成した部分やその役割について説明することで透明性を確保できます。
 例: 謝辞や脚注で「本論文の一部でAIツールを使用して構成案の検討を行った」と記載。

7. 剽窃チェックを活用する
AIが生成した文章を使用する場合、剽窃に該当する可能性があるため、剽窃検出ツールを活用して確認することをお勧めします。
 おすすめツール:
  Turnitin
  iThenticate

まとめ
ChatGPTは強力なサポートツールですが、論文作成の「責任」と「主導権」は常に自分にあることを意識しましょう。自分自身のアイデアや分析を中心に据え、適切に補完する形で使用することが、不正行為を防ぐための最良の方法です。

ミニリンク
  1. パノプト(明治大学用) https://meiji-univ.ap.panopto.com/
  2. 「動物人間3万年」(明治大学教養デザイン研究科 特定課題講座「地域環境と人」2023年1月20日)
  3. 論文:李夢秋「『ドクター・フー』と『スタートレック』における全体主義への恐怖の表象 -CybermenとBorgのイメージ形成の歴史的背景-」、『教養デザイン研究論集』 巻 20、2022年2月25日、1-23頁 (PDF https://meiji.repo.nii.ac.jp/records/9340)
  4. 修士学位請求論文執筆要項_2022.12改訂(横書き).pdf(377.9KB)
  5. 研究活動における不正行為への注意.pdf(161.4KB)

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