古典小説『三国志演義』第一回の桃園三結義のシーンの直後。 関羽の青竜刀の由来。劉備らは、天下を苦しめる黄巾の賊の討伐に参加するため、旗揚げすることにした。その趣旨に賛同した商人から、馬と軍資金、そして「鑌鉄(ひんてつ)」すなわち鋼(はがね)などをもらった。劉備らは、地元の村の「良匠」に打たせて重さ八十二斤(明の時代の度量衡では約50キログラム)の青龍偃月刀を造り、関羽の武器として冷艶鋸(れいえんきょ)と名づけた。張飛も武器を造った。 三国志演義の英雄が使った武器は、田舎の無銘の「村の鍛冶屋」が打ったものだった。宮本武蔵の愛刀「無銘金重(むめいかねしげ)」や、近藤勇の愛刀「長曽祢虎徹(ながそねこてつ)」(偽作の刀という説あり)など、日本の武士が有名な刀工が打った名刀にこだわったのとは、大きな違いがある。 來日收拾軍器,但恨無馬匹可乘。正思慮間,人報有兩個客人,引一夥伴儅,趕一群馬,投莊上來。玄德曰:「此天佑我也!」三人出莊迎接。原來二客乃中山大商:一名張世平,一名蘇雙,每年往北販馬,近因寇發而回。玄德請二人到莊,置酒管待,訴說欲討賊安民之意。二客大喜,願將良馬五十匹相送;又贈金銀五百兩,鑌鐵一千斤,以資器用。玄德謝別二客,便命良匠打造雙股劍。雲長造青龍偃月刀,又名「冷艷鋸」,重八十二斤。張飛造丈八點鋼矛。各置全身鎧甲。共聚鄉勇五百餘人,來見鄒靖。鄒靖引見太守劉焉。三人參見畢,各通姓名。玄德說起宗派,劉焉大喜,遂認玄德為侄。 |
欧州 | イスラム圏 | 南北アジア | 東アジア | |
古典言語 | ギリシア語・ラテン語 | 古典アラビア語 | サンスクリット語 | 漢文 |
文字 | アルファベット | アブジャド(単子音文字) | アブギダ(音素音節文字) | 表語文字 |
孔子 | イエス | |
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本名 | 氏は孔、名は丘、字は仲尼 | ヨシュア(יְהוֹשֻׁעַ, Yehoshuʿa) |
後世の称号 | 文宣王、至聖先師、他 | 神の子、メシア、キリスト、INBI(ユダヤ人の王、ナザレのイエス)、他 |
伝記資料 | 『史記』孔子世家、他 | 『新約聖書』福音書、他 |
身長 | 九尺六寸(2m16cm) | 身長152センチ説(当時の人骨から推定) 178センチ説(トリノ聖骸布) |
生没年 | 前552年(前551年説も)−前479年 | 前7年?…前4年?−30年頃 |
両親 | 叔梁紇(下級武士)と顔徴在(巫女) | ヨセフとマリア |
先祖 | 宋人(殷王朝の末裔) | ダヴィデ王 |
母語 | 中国語(古代漢語) | アラム語? ヘブライ語? |
師 | 「常師」無し | 洗礼者ヨハネ |
職業 | 公務員、政治家、教育者、校長、他 | 修行者、宗教家、呪術医、革命家、他 |
弟子 | 弟子三千人、高弟七十二人(「七十子」)、孔門十哲 | 十二使徒 |
配偶者 | 幵官(けんかん)氏(亓官or并官氏とも)。19歳で結婚 | 生涯独身 |
子孫 | 息子は孔鯉(字は伯魚)。 歴代の衍聖公。『孔子世家譜』2009年版では二百万人以上 | 無し |
死因 | 自然死。享年七十四 | 刑死 |
墓所 | 孔林 | 聖墳墓教会、世界各地の「キリストの墓」 |
後継者による宗教 | 儒教(Confucianism) | キリスト教 |