明治大学 理工学部 電気電子生命学科
電気電子工学の基礎である電磁気や電気・電子回路を学びながら、制御・情報システム・デバイス等の幅広い応用分野を学べる学科です。
電気(工学的分野)と生命(科学的分野)の2つを中心としたカリキュラムになっています。魅力は、幅広い分野の勉強ができることです。
電気電子生命学科は、一見かけ離れた電気と生命の2つの分野をつなぎ合わせる集科学的な視野を身に付けることができる学科です。
電気エネルギーは、光や動力をはじめ、熱、音、映像になるなど、ほかのエネルギー以上に変換が容易で、幅広い分野へ応用できる多様性が大きな魅力です。
もともと希望していた工学系の中で、電子機器やインフラなど、社会のニーズから将来的な選択肢が広そうだと思い電気電子工学を選択しました。
1・2年次では学科の基礎科目を学び3年次にはその応用を学ぶので、実際に学んだ基礎がどうゆうことに使われているのかわかってくるので勉強が取り組みやすいです。
1・2年次では電気工学と生命生化学の基礎実験を積み重ねて、どのように研究に活かされているか勉強できるカリキュラムが良いです。
実験室には発電機・アンテナ測定装置など普通では使えない装置がたくさんあるので学んだことをそのまま実験できる環境があります。
電気・電子・生命といった幅広い分野を学び、その中から自分の興味を探ることができます。
実験は大変ですが、座学で学んだ知識を実験で確認・応用することで自分に定着していきます。得られるものが多くやりがいがあります。
卒業研究では、酵素タンパク質と電気化学を組み合わせた生体成分分析用センサの開発を行ないました。
汗に含まれる成分変化をリアルタイムで計測する研究を行ないました。
微小空間の流体力学とバイオセンサを組み合わせた新しいセンサシステムを開発することで、汗中の乳酸の増減をリアルタイムで計測する研究を行ないました。
入学当初は電気回路に興味がありましたが、2年次のシステム制御と言う授業でロボットの制御に興味を持ち、システム制御の研究室に所属しました。ドローンも使って研究をしています。
将来は今学んでいることを活かし、ロボットの研究開発に関わる仕事に付きたいです。
今後はスポーツ科学に応用したいです。
今後ますます進むIT 社会で、世界中の人に喜ばれるような技術や製品を生み出したいです。
入学前は実験の経験もなく、電磁気学やコンピュータに苦手意識がありましたが、学ぶうちに苦手を克服でき、何事にも積極的に取り組む姿勢が身につきました。
幅広い基礎知識や実験で培った問題解決力は、必ずどこかでいきてくると思います。