研究内容 RESEARCH

トップページ > 研究内容 | 生命機能マテリアルによる次世代再生医療のためのスキャフォルドの開発

生命機能マテリアルによる次世代再生医療のためのスキャフォルドの開発

 再生医療において目的とする組織を再生する上で、最も重要な要素技術は、細胞・細胞の成長因子・細胞の足場材料の3つです。この研究では、細胞が活性化して、目的とする組織の再生を促進させる革新的な細胞の足場材料(スキャフォルド; Scaffold)の開発を進めています。
 前述のアパタイトファイバーに気孔形成剤であるカーボンビーズを添加して焼成することで、細胞が三次元的に増殖して分化する機能を備えた「アパタイトファイバースキャフォルド(AFS)」の開発を進めています。 このAFSを利用して、「骨再生」、「肝再生」、「軟骨再生」の研究を進めています。また、「血管を再生組織に導入する研究」も同時に進めています。

本研究の概略とマイルストーン
▲本研究の概略
アパタイトファイバースキャフォルド(AFS)による再生培養骨の構築
▲骨再生に関する詳細

 骨再生の研究は慶應義塾大学医学部・松本守雄先生、肝再生の研究は東京慈恵会医科大学・松浦知和先生との共同研究です。
 また、このAFSをラジアルフロー型バイオリアクター(RFB)に装填して、三次元的に循環培養すると、三次元的な骨組織や肝再生オルガノイドを構築することが可能です。

再生医療のための足場材料の開発と三次元組織構築システム
1)アパタイトファイバースキャフォルド(AFS)の開発
2) ラジアルフロー型バイオリアクターの利用
3) 間葉系幹細胞などの利用
4) 目的
5) 骨再生
6) 関連特許
相澤守/松浦知和・特許4631049号・バイオリアクター・学校法人明治大学
相澤守・特許4764985号・繊維状リン酸カルシウム・学校法人明治大学/宇部マテリアルズ株式会社※実施許諾可能
相澤守・特許4790944号・細胞の培養方法・学校法人明治大学/宇部マテリアルズ株式会社※実施許諾可能
 なお、この研究プロジェクトは、私立大学戦略的研究基盤形成事業「生命機能マテリアルによる次世代再生医療技術の構築と垂直統合型研究拠点形成(代表:相澤守)」の支援で推進しています。
>2011年度研究概要はこちらをご覧ください。
>2012年度研究概要はこちらをご覧ください。

トップページ 当研究室について 教授プロフィール 研究内容 メンバーの活躍 研究室メンバー 研究設備 業績リスト・学会発表 プレスリリース スケジュール お問合せ・アクセス リンク
Laboratory of Biomaterials Department of Applied Chemistry School of Science and Technology Meiji University