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 MEIJI ARCHITECTURE

TEL.044-934-7273

明治大学 理工学部 建築学科 建築環境計画研究室(上野研究室)
〒214-8571 生田キャンパス第二校舎A館1113室

研究成果・資料

 音環境調整用補助具の事例集

小学校・学童保育施設・保育施設など、一室内で多くの児童が過ごす部屋では、騒音レベルが70dB 前後となる場面が多くあります。時間帯や活動によっては、80~90dBとなることもあります。騒がしい空間を苦痛に感じる児童にとって、静かで落ち着いて過ごせる場所をつくることは大きな助けになります。
音を遮る衝立やカームダウンスペースなど、身近な材料を用いた音環境調整の選択肢として、これまでに研究室で提案してきた吸音材を用いた音環境調整用補助具と、さまざまな施設における使用事例をご紹介します。

↓音環境調整のための吸音材を用いた補助具の提案・事例集
音環境調整のための吸音材を用いた補助具の提案.pdf へのリンク
↓補助具の作成方法に関する資料・動画
 【スライド資料】
  1) リラックスボックス:リラックスボックス作り方資料.pdf へのリンク
  2) 嘆きのつぼ:嘆きのつぼ作り方資料.pdf へのリンク
 【動画】
  1) リラックスボックス:https://youtu.be/l7gO6lTS-xI
  2) 吸音パーティション:https://youtu.be/x0Sd0k64NHM
  3) 小空間:https://youtu.be/umECg0Ef7Fg

 学校・保育施設の音環境保全

教育現場では、通常の学級における発達障害(LD・ADHD・高機能自閉症等)の可能性のある児童生徒は小・中学校では約8.8%の在籍率(令和4年時点)とされており、個々の感覚特性を本人や周囲が適切に認識することが学習環境の整備において重要であると考えられます。
そこで、個々の感覚特性を本人及び周囲が適切に認識し、一人一人の特性に応じた合理的配慮を提供できる社会生活環境の整備に向けた一助とすることを目的に、小学校の通常級における「感覚特性の多様性の理解を促す授業」の検討を行い、実施しました。

感じ方の違いについて考え、様々な感覚特性に対する合理的配慮への理解を深め、心のバリアフリーの普及を促すことを目指して作成された授業パッケージと、小学校における授業事例をご紹介します。

↓授業パッケージ
感覚特性の多様性の理解を促す学習 授業パッケージ.pdf へのリンク
↓関連の授業の紹介
新城小での授業:https://www.youtube.com/watch?v=hObRASEp7Yk
東住吉小での授業:https://www.youtube.com/watch?v=etcyr9aUXb0

 六本木ヒルズ・森美術館の事前学習資料

予期しない出来事や環境刺激・混雑が苦手なお子さんの利用を想定し、最寄駅からのアクセスがわかりにくい森美術館の事前学習資料を作成しました。双六形式で目印を追うことで、楽しみながら目的地に到達するように工夫しています。作成にあたっては、発達障害を手がかりとしたユニバーサルデザインコンサルタント・橋口亜希子さんにご助言いただきました。

↓六本木ヒルズ森美術館における事前学習資料を作成しました。
森美術館事前学習資料.pdf へのリンク

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