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School講義

メッセージ

大学院進学を希望する方へ

当研究室では、主に自己組織化現象を対象として様々な実験を行い、データを解析し、メカニズムの解明に取り組みます。自己組織化現象は、例えばエネルギー最小の原理のような、決まった法則がまだ見出されていない領域であり、メカニズムを解明するためには数理モデルを構築し、解析する必要があります。このように、当研究室では、実験と数理の両方を駆使して、様々な現象のメカニズム解明に取り組んでいます。

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学生の卒業研究の内容などは、研究室のHPにて紹介されています。是非、 研究室のホームページも参照してください。

研究室のホームページはこちら →

明治大学以外の大学からの希望者も歓迎します
バックグラウンドは特に問いません。私自身、化学の出身ですが、数理科学の研究科に所属し、生物も扱い、物理的な解析も行なっています。 必要なのはやる気と根気と好奇心です。
必要な知識は研究室に所属してから順次身につけてくれれば良いです。
大学院入学試験に関する情報はこちらをご覧ください。

先端数理科学研究科の入試情報はこちら →

興味を持ってくれた方は、是非一度、連絡してください。見学も随時受け付けます。

  • E-mail: suematsu(at)meiji.ac.jp
    *(at)を@に変換してください。

解説動画

リズム現象と数理科学

基礎編

概要:身近なリズム現象の一つである振り子の振動とメトロノームの振動の解析結果を踏まえて、リズム現象の「見かた」を紹介しつつ、基礎的な内容を解説しています。下のリンクからエクセルファイルをダウンロードすると、解説の中で出てくる振り子の数値計算を実際に行うことができます。

化学振動反応

概要:化学反応の中には、濃度が単調に減少または増加するだけでなく、時間的に増えたり減ったり、リズムを刻むものがあります。「化学振動反応」と呼ばれるこれらの反応は、生体内の化学反応とも関連してとても重要な現象です。ここでは、代表的な化学振動反応の一つであるBelousov-Zhabotinsky反応について紹介します。動画を視聴した後、下のリンクからエクセルファイルをダウンロードし、実際に数値計算を行ってもらうと、より内容が理解できると思います。

研究室ゼミ

分岐理論

概要:力学系の基礎的な考え方を紹介し、「サドルノード分岐」、「ピッチフォーク分岐」について解説します。それらを基にして、履歴現象について説明しています。

個体群動態1

概要:生物の個体数が時間とともに変化する様子を表した数理モデル、ロジスティックモデルについて紹介しています。

個体群動態2

概要:ハマキガの個体数の時間変化について、捕食者である鳥の存在を考慮したモデルを紹介します。

2変数系のダイナミクス

概要:ロトカ・ボルテラモデルに代表されるように、変数が2つ以上ある場合には、すなわち連立微分方程式で表された時間発展は、振動などの特徴的な挙動が現れることがあります。これらを力学系として解析する方法について説明しています。

線形安定性解析

概要:固定点の極近傍における系のダイナミクスを解析すると、その固定点の安定性について知ることができます。最も基礎的な解析方法である線形安定性解析について解説しています。

調和振動と非線形振動

概要:振り子のような調和振動とロトカ・ボルテラモデルで表されたような非線形振動の違いについて解説しています。