3年生活動内容は、グループ研究です。
準備の過程で、グループワークやチームワークの練習にもなります。
第二に、発表本番で、プレゼンの練習になります。
第三に、発表後、十分時間をとって、学生間の質疑応答を十分行います。
他のゼミのように、教員の補足を頼りに、教員の顔色をうかがいながら、発表するのではなく、
ゼミ生の質問には、発表者が、リアルタイムで思考して、答える練習をします。
小原ゼミは、全員参加型のゼミを目指します。
発表者と教員だけの掛け合いで、当番でないゼミ生は寝ているのではダメです。
発表の番ではないゼミ員の活性化を重視してます。就活のフレキシブルGD対応で、
発表しない番のゼミ員は、全員、一回のゼミにつき、2回以上の質問、コメントをするようになっています。
4年になるまでに、何度も何度も人前で発言の機会があるため、話すことが苦手な人でも、みな自然と成長して、話すことが上達します。
一般に、よく、ゼミでの教員が物知りで、補足説明がすごいとか、
それも素晴らしいのですが、
少人数のゼミ生限定だけに知識を話すと言うことは、逆に、一般の講義のレベルが低すぎて、出し惜しみしていると言うこと。
ゼミという形式を生かすには、一方的に教員の話を聞いて知識を覚えるのではなく(
それでは大教室講義と変わらない)、学生同士が本気で議論して、動態的ノウハウを習得するのを目指したいと思っております。
ゼミでは、教員は、アメリカの大学の、発言重視のダイナミックなクラス運営における、ファシリテーターを目指すべきで、学生間の議論をギリギリまで見守って、
自力で議論してもらい、明らかに議論がはずれたら、教員が出動するくらいが良いのではないでしょうか。
教員が、補足として、知識をとうとうと話すのは、逆に、ゼミという少人数でも、大教室講義と同じように、学生は、一方的に聞いている(あるいは寝た状態)だけで、
むしろ。学生がリアルタイムで頭をフル回転させて、何かを発言する機会を失っているのではないでしょうか。
主に、金融経済に関するテーマで自由研究を行います。
内容は、理論的なものよりも、実務的なもの、現実的なものがほとんどなので、興味を持って論文を書くことができます。
ただし、テーマは完全自由ではありません。プロ野球の分析とかは却下です。
具体的には、前期は、テーマに関する基礎的なことを調べて、プレゼンし、後期は、実践的な発表を行います。
任意で、外部の論文コンテストに応募します。
グループ研究に関しては、メリット、デメリットを両方挙げて、
国民目線で、冷徹に、
検討することがルールです。「○社のキャッシュレスはすごいから、みんなで使いましょう!」では、大学で研究する意味がない。
日本は、ITセキュリティが甘くて、キャッシュレスで不正出金が何回あったことか。
宣伝は、企業に任せればおけば良い。
他に、項目としては、全員参加で、ビブリオバトル(書評プレゼンコンテスト)を、金融のゼミらしく、投資本、投資のベースとなる大局的歴史本に
限定して行います。(一般のビブリオは、選書がジャンルも自由、ライトノベルとかもありとするのは、遊びに過ぎないので。)
並行して、3年次は、
希望者は、任意で、外部コンテストや日経ストックリーグに出場します。
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