1. 反応拡散系とは:
    拡散項と反応項だけからなる方程式です.下図のような結晶成長も反応拡散系で記述できます.
  2. 拡散の働きとTuring 不安定性:
    拡散は通常平均化させる効果をもっています.しかし,方程式の成分が2つ以上になるとその類推は成り立ちません.1つの成分が速く拡散し,もう一方の成分が遅く拡散するとき,その2つの相互作用によって,空間非一様化は促進する場合があります.その計算は,固有値の計算でできます.下図のように,動物の模様もこのメカニズムで実現できます.
  3. 拡散誘導爆発:
    解説(2003年数学会予稿集)
  4. 進行波解と全域解:
    解説(反応拡散方程式における進行波解と全域解, 59 3 (2007) 数学 225-243
  5. 反応拡散近似:
    解説(反応拡散近似とその周辺, 66 3 (2014) 数学 225-248
  6. 卒業研究の紹介
    天体の運動と衝突

研究紹介