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KATO Toru's concertina page
コンサーティーナ入門(8) 和音の練習

最初の公開2015-4-29 最新の更新2015-4-29

[まず主要3和音をマスターしよう] [基本6和音を鳴らしてみよう] [基本6和音の練習]
 この頁では、40ボタン、CG調のアングロ・コンサーティーナ「バスターリ W-40-M」の
左手の基本的和音の鳴らしかたと、練習について解説します。

YouTube [https://youtu.be/IYLbvSy9DK8]
参考プリント [左手のコードの鳴らしかた(PDF)]

初心者はまず最初に、3つのコード(主要三和音)を覚えよう!!
3つの和音だけで伴奏ができる歌(three-chord songs)は、けっこうたくさんあります。
Cメジャー(ド・ミ・ソ)、Fメジャー(ファ・ラ・ド)、Gメジャー(ソ・シ・レ)の3つが、基礎中の基礎です。

【第1段階】 基本中の基本!! 押してCメジャー(ド−ド・ミソ)、引っ張ってGメジャー(ソ・シ・レ)を、交互に繰り返してみよう。
以下の写真を見ながら、それぞれのボタンに、それぞれの指をあてて、蛇腹を押したり、弾いたりしてみよう。
1は親指(使わない)、2は人差し指、3は中指、4は薬指、5は小指。

push
+C
concertina,C major,chord


pull
-G
anglo concertina,G major,chord
指番号,finger number,finger name

【第2段階】 +C、-G、-Fの3つのコード(和音)だけ覚えよう。
“+C,-G,-F,+C”の順に鳴らしてみよう。
+C
押 push
-G
引 pull
-F
引 pull
+C
押 push


【第3段階】 C・G・Fについては、押しても引いても鳴らせるように練習しておこう。

コード名C(
こちらも参照) +C(押して鳴らすCメジャー)が基本。-Cは変則(なるべく使わない)。
+C
押 push
-C
引 pull

コード名G(こちらも参照) -G(引っ張って鳴らすGメジャー)が基本だが、+G(押して鳴らすGメジャー)もよく使う。
-G
引 pull
+G
押 push

コード名F(こちらも参照) -F(引っ張って鳴らすFメジャー)が基本。+Fは変則(なるべく使わない)。
-F
引 pull
+F
押 push

【第4段階】 できれば4つ目のコードも覚えよう!!
コード名D(こちらも参照)
+D
押 push
-D
引 pull

「基本6コード」を鳴らしてみよう
基本6コード(C,Dm,Em,F,G,Am)
6 diatonic chords

左手の指番号(右図)

蛇腹の押し引きの記号
+は「押す」、-は「引く」

同じコード(和音)でも、
押した時と引いた時で、
音の「成分」が変わる。
それぞれのコードごとに、
押すか引くか「優先度」は
異なってくる。

C major +C>-C 蛇腹を押すほうが優先。
+C

-C


D minor +Dm≦-Dm 蛇腹を引くほうがやや優先。
+Dm

-Dm


E minor +Em>-Em 蛇腹を押すほうが優先。
+Em

-Em


F major +F<-F 蛇腹を引くほうが優先。
+F

-F


G major +G≒-G 蛇腹を押すのも引くのも同じくらい使う。
+G

-G


A minor +Am≒-Am 蛇腹を押すのも引くのも同じくらい使う。
+Am

-Am



基本6和音の練習
「+C,-Dm,+Em,-F,+G,-Am」の順に引いてみよう。




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