世界に誇れるMade in JAPANを目指して! ― モノづくり大国日本の復活 ―
世界に誇れるMade in JAPANを生み出すにはどうすればいいのでしょうか?そもそも「モノづくり」とは何でしょうか?
モノづくりは,この世の中にまだ存在しないモノをつくるだけではなく, 設計者の思いを実現し,モノを通してその思いを発信することで,その存在価値を生み出す行為です。
時代の変化をいち早く察知し,ユーザのニーズを元にコンセプトをまとめ,デザイン(設計)し, 試行錯誤をしながら,最高のMade in JAPANを生み出す。
そのことにより,ユーザの満足度を高め,その製品に存在意義を与えることができます。
こんな製品があったらいいな,と人は考えるとき,アイデアをスケッチをし,自分のイメージを見える化します。
そのスケッチをコンピュータ上で簡単に行えるだけではなく,設計者の思いを反映し,設計情報を共有化し,そして, 性能,耐久性,価格,納期,品質,地球環境を考慮することが可能な世界にも通用する設計システムを開発しています。
そのことが,設計現場を強化し,モノづくり大国日本の復活につながると信じています。
こんな人材になってほしい!
現代社会では,- 問題発見型の人材=上司や他人に言われなくても自ら考えて行動できる人材
- グローバル人材=異文化を理解し,外国語でも自己表現ができ,世界を舞台にリーダーシップを発揮できる人材
そのような人材になってもらうために,設計システム研究室では,卒業までに以下の力を身に着けられるように教育・研究活動を活発的に行っています。
- 課題の抽出能力=世の中で何が問題になっているのかを見つけられる力 (博士課程修了時)
- 解決方法の提案能力=与えられた課題に対して解決方法を自ら提案できる力 (修士課程修了時)
- 解決方法の実行能力=与えられた解決方法を自ら実行できる力 (学部卒業時)
※ ただし,大学院の定員は,1研究室1学年あたり5人です。
また,頭の中だけでなく実際の現場を自分の目で見て考える機会をつくったり,世界の第一線で活躍する外国人研究者を積極的に受け入れたり, 学外の研究者・企業との共同研究プロジェクトに参加したり,専門家が集まるシンポジウムに参加する機会をつくったりと, 皆さんが上記の力を身に着けられる環境づくりを心がけています。
実際に2013年度は,自動車リサイクル工場見学(7/13-14 @ 静岡),トヨタ自動車組立工場見学(9/9), ドイツの大学教授招へい(8/24-9/20;明治大学学内助成金による),ドイツの博士課程学生(助手)の研究滞在(8/24-9/20;ドイツの助成金DAADによる), Wuppertal University (ドイツ)・電気通信大学・富山県立大学・慶應義塾大学・自動車リサイクル組合等との共同研究プロジェクト, そして種々のシンポジウムへ参加することが予定されています。
大学院生には,国内学会はもちろん,国際会議にも積極的に参加して,世界の研究者たちと堂々と渡り合ってほしいと思っています。
こんな人に来てほしい!
設計システム研究室では,- 元気な人
- ポジティブな人
- 打たれ強い人
- 行動力のある人
- 自分の意見を持ちながら,他人の異なる意見も聞ける人
充実した大学生活を送り,卒業後は世界を舞台に活躍してほしいと思います!
![]() グローバル人材を目指して! |
![]() Bracke教授(Wuppertal Univ.)の講演も予定しています |