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For Students学生の方へ

研究室の特徴

研究手法の概要 当研究室では、「面白い」現象を見つけ出し、実験をしてデータを集め、それらを解析して、背後に潜むメカニズムの解明に取り組んでいます。「面白い」現象の定義は人それぞれ異なりますので、研究室に所属する学生のテーマは相談しながら本人の興味に合わせて設定しています。私自身は現在、「自律運動」、「リズム現象」、「パターン形成現象」を対象として研究を進めています。
これらの現象はいずれも「非線形現象」と呼ばれるもので、エネルギー最小の原理のような統一的なものはまだ見出されていません。そのため、個別の現象に対して数理モデルを構築し、シミュレーションや基礎的な数理解析を通してメカニズムの解明に取り組んでいます。

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Q:研究室に所属すると、どんな研究ができますか?

A:主に実験と数理モデリングのどちらかを行い、研究を進めます。テーマに縛りはないので、学生から興味のあるテーマを提案されたら、当研究室で実施可能かどうかを検討し、できる範囲ですり合わせてテーマを決めるということもあります。研究室のHPに記載されている過去の卒研テーマを参照してもらえると、多様なテーマが実施されていることがわかると思います。

研究室のQ & Aはこちら →

卒業研究テーマ

当研究室で行われた卒業研究テーマの一部を紹介します。
その他の卒業研究テーマは、研究室のホームページをご覧ください。

研究室のHPはこちら →

ミドリムシの生物対流
「ミドリムシの生物対流における葉緑体の効果」
2016年度卒業:滝薫子
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BZ反応
「Ru(bpy)32+を触媒としたBZ 反応のフィードバック制御」
2017年度卒業:井上大地
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沈殿パターン
「沈殿反応と再溶解により形成される動的パターン機構への化学的アプローチ」
2018年度卒業:藤田清菜
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塩の樹状結晶成長
「塩化ナトリウムにおける樹状結晶形成の機構解明」
2019年度卒業:山本晃
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界面張力測定
「界面化学反応による張力時間変化と自己駆動粒子」
2016年度卒業:永田敏貴
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大学院進学を希望する方へのメッセージ

当研究室では、主に自己組織化現象を対象として様々な実験を行い、データを解析し、メカニズムの解明に取り組みます。自己組織化現象は、例えばエネルギー最小の原理のような、決まった法則がまだ見出されていない領域であり、メカニズムを解明するためには数理モデルを構築し、解析する必要があります。このように、当研究室では、実験と数理の両方を駆使して、様々な現象のメカニズム解明に取り組んでいます。

バックグラウンドは特に問いません。私自身、化学の出身ですが、数理科学の研究科に所属し、生物も扱い、物理的な解析も行なっています。 必要なのはやる気と根気と好奇心です。
必要な知識は研究室に所属してから順次身につけてくれれば良いです。
大学院入学試験に関する情報はこちらをご覧ください。

先端数理科学研究科の入試情報はこちら →

明治大学以外の大学からの希望者も歓迎します

興味を持ってくれた方は、是非一度、連絡してください。見学も随時受け付けます。

  • E-mail: suematsu(at)meiji.ac.jp
    *(at)を@に変換してください。