労働寄付講座

本授業は4構成で展開します。

第一に「これまでの人事労務管理の意義や役割」を議論します。そして新しい働き方や労働環境の多様化を把握するために、第二に「職場改革(マイノリティーの人々の働き方)」、第三に「働き口の多様化(仕事に求める目的意識の変化、やりがいの変化)」、第四に「仕事の社会的役割・意義の変化(エッセンシャル・ワーク)」について議論します。

これまでの日本企業の人事労務管理の意義を理解しながら、他方で従来の働き方の限界、制度疲労を把握します。そして新たな働き方の出現、働くことに関する意識の変化、多様化等について議論します。

こうした目的のために、現場で働く実務家の方々が講義し、実際の社会(組織)で起きている現象(課題)について取り上げます。受講生それぞれが、これまで得てきた専門分野に関する知識を活かして、これらを応用する能力、及びより実践的な知識・技能を身に着けることを到達目標とします。