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参考文献・関連サイト等(明清楽資料庫)
最新の更新 2010-6-1
録音資料
- CD「龍馬のハナ唄(赤盤) 」2010/6/16発売、演奏：高浪慶太郎となんがさき ふぁいぶ 唄と月琴：琴音(長崎検番)、
レーベル: プレイタイム・ロック、ASIN: B003GS7YGG、2800円。※解説書付き。全12曲中、清楽曲は算命曲、茉莉花、紗窓(春は三月)、平板調、水仙花、金線花を収録。
現代風にアレンジした曲も収録。Amazonや楽天等ネットでも購入可能。
明清楽およびその関連の研究についての主要参考文献・参考サイト
- 浜松歌国輯『御治世見聞録摂陽年鑑下』寛政八年(1796)の条「座摩社内に而唐の芝居」
- 滝沢馬琴『著作堂一夕話』(『日本随筆大成 第１期 10』吉川弘文館 1993)「寛政十二年十二月十二日(加藤注:西暦1801年1月26日)、大清寧波府の舶人･･･」(こちら)
- 滝沢馬琴『著作堂雑記抄』
- 暁鐘成『雲錦随筆』(『日本随筆大成 第１期 ３』吉川弘文館 1993)
- 三田村鳶魚『江戸の珍物』(聚精堂1913)「かんかん踊」(『三田村鳶魚全集』第20巻 pp.221−228)
- 青木正児『支那文芸論叢』(青木正児全集2)「本邦に伝えられたる支那の俗謡」
- 藤田徳太郎『近代歌謡の研究』(人文書院1937/複製:勉誠社1986)「唐人歌」
- 朝倉無声『見世物研究』(春陽堂1928/ちくま学芸文庫2002)「舞踊」
- 浅井忠夫『唐人唄と看々踊』東亜研究講座 第54輯(東亜研究會 1933)
- 田辺尚雄『音楽粋史(1)』(昭和28年日本出版協同株式会社刊), 「九連環とカンカン踊」
- 浜一衛「唐人踊について」,『九州大学教養部文学研究会』(1956/01) (通号3)
- 浜一衛「明清楽覚え書(1)─明楽」, 『文学論輯(通号12)』(九州大学教養部文学研究会 1965/05)
浜一衛「明清楽覚え書(2)─清楽-1-」, 『文学論輯(通号13)』(九州大学教養部文学研究会 1966/04)pp.1〜18
浜一衛「明清楽覚え書(3)─清楽-2-」, 『文学論輯(通号14)』(九州大学教養部文学研究会 1967/04)pp.1〜11
- 波多野太郎『月琴音楽史略』, 横浜市立大学紀要(人文科学第7篇・中国文学第7号)1976
- 関鼎「中国旋律の日本化--九連環からかんかん踊りの歌へ」,『音楽芸術 Vol.43, No.3』(音楽之友社 1985/03) pp. p90〜93
- 中西啓・塚原ヒロ子『月琴新譜 ──長崎明清楽のあゆみ』(長崎文献社, 1991)
- 塚原康子『十九世紀の日本における西洋音楽の受容』「第五章 江戸後期から明治期にかけての明清楽の音楽活動」(多賀出版社, 1993/1996)
- 加藤徹「明清俗曲「銀紐糸」旋律古型探求」, 広島大学総合科学部紀要III『人間文化研究』第３巻，pp.23-54，1994年12月(こちらも参照)
- 佐々木隆爾「近代日本における民衆意識の形成と明清楽・民謡の役割」 (シンポジウム:「国民国家論」・「国民の物語」を考える)人文学報 (通号 296),25〜44,1999/03(ISSN 03868729) (東京都立大学人文学部 編/東京都立大学人文学部)
- 張前『中日音楽交流史』(人民音楽出版社 1999/10)pp.226−237 ,第三節「『九連環』与『茉莉花』的伝承与変化」(中国語図書)
- 佐々木隆爾「民謡はどのように歴史の記憶を凝縮するか--八重山民謡「安里屋ユンタ」を事例として」, 『史叢 第67号』(日本大学史学会, 2002.9.30)pp. 1〜30
- 楊桂香「日本と中国の両国における「九連環」の広がりとその変化」,『人間文化論叢』Vol.5 (お茶の水女子大学大学院人間文化研究科 2002) pp. 13〜22
- 佐々木隆爾『(2001-2002研究実績報告)幕末・明治期における民謡「大津絵節」の歴史的研究』(研究課題番号 13610396)2003年5月
- 鍋本由徳(よしのり)「近世後期における中国音楽の伝播と受容─主に唐人踊・看々節を中心に─」(上記研究実績報告=佐々木2003 pp.27-81)
- 佐々木隆爾『(2003-2004研究実績報告)幕末・明治期における進取的音楽感性の形成に関する歴史的研究-長崎における洋楽・清楽・民謡の相互交流史の復元-』(研究課題番号15520412)2005年3月
- 鍋本由徳「江戸時代「清楽」の復元試論 ─『清風雅譜』収録曲の五線譜化─」(上記研究実績報告=佐々木2005pp.49-80)
- 朴春麗「江戸時代の明楽と『魏氏楽譜』」(明木茂夫主編『楽は楽なり──中国音楽論集』、2005年、好文出版)
- 佐々木隆爾→上保(うわぼ)国良『(2005-2006研究実績報告)幕末・明治期における民謡・流行歌を通じてみた外国文化摂取の歴史的研究』(研究課題番号 17520451)2007年3月
- 中尾友香梨「亀井昭陽を魅了した清楽」,『南腔北調論集 中国文化の伝統と現代 山田敬三先生古稀記念論集』(東方書店, 2007)pp.155-183
- 坂田進一「魏氏明楽と姫路」(特別展「酒井宗雅の夢」図録パンフレット所収2008年、姫路文学館)
- 東アジア地域間交流研究会 編『から船往来 ──日本を育てた ひと・ふね・まち・こころ』，中国書店，2009年6月2日刊(ISBN：9784903316123)
※加藤徹「中国伝来音楽と社会階層――清楽曲「九連環」を例にして」、坂田進一「魏氏明楽―江戸文人音楽の中の中国―」を収録。
- 中尾友香梨『江戸文人と明清楽』汲古書院,2010/02/26,本体10,000円＋税,ISBN 9784762935763
ネットで読む
中国のサイト
- (中国語・音声付)弾詞開篇『蘇州好風光』大九連環調・著名評弾表演芸術家楊乃珍演唱
歌詞はこちら(中国語)。
「上有呀天堂，下呀有蘇杭。
杭州西湖，蘇州麽有山塘，
哎呀，両処好地方，
哎呀哎哎呀，哎呀，両処好風光。
正月里梅花開；
二月里玉蘭放；
三月里桃花満園全開放；
四月里，薔薇花開，牡丹花児斗芬芳；
五月五日，竜船会，来船夜訪邦，
端陽，鑼鼓軽敲，撒[口郎][口郎]子[金良][口阿][金当]，撒[口郎][口郎]子[金良][口阿][金当]，
[金良]里[金良][金当]撒[金良]一声響，[口冬][口冬][口倉]，
打一个招呀，来船夜訪邦，
再打招呀，揺進山塘；
六月荷花開；
七月里七秋凉；
八月里供斗香，家家賞月亮，姐姐那个妹妹興致倍估量；
九月里呀是重陽，黄菊花儿供在中堂，共飲杯觴；
十月里那个芙蓉，芙蓉花呀，花呀，花開放；
十一月雪花飛；
十二月里蝋梅花儿黄；
哎呀，四季好風光，
哎呀哎哎呀，哎呀，説不尽的好風光！」
- 寧波非物質文化遺産網
その他
- にんぷろ(略称) 私が参加している科研のHP。正式名称は「東アジアの海域交流と日本伝統文化の形成──寧波を焦点とする学際的創生──」。この科研プロジェクトの中で私の担当は略称「演劇班」、正式名称「B01-10 散楽の源流と中国の諸演劇・芸能・民間儀礼に見られるその影響に関する研究」。･･････長い(^^;;
- 坂田古典音楽研究所 上記プロジェクトで私の「研究協力者」をお願いしている坂田進一先生のHP。
- GeNii(ジーニイ) 学術コンテンツ・ポータル。論文検索に便利。
- 国立国会図書館・近代デジタルライブラリー 近代の清楽譜もweb上で閲覧可。
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