翌日、最終日は自由行動だったので、近くのデパートで買い物をしました。城主様ご一行様は下町の方へお出かけだったのでしょうか。空港に向かうバスの中で今回のガイドさんが京劇を見直したようなことを言っていました。ガイドさんですから、何度も観光客を京劇場へ案内していた筈ですが、今まで興味がなかったそうです。自国の伝統芸能に対して外国人である私たちが興味を持ち、城主様のように研究なさっている人を知って心を動かされたのでしょう。なんとなく「やった！」という気分になりました。もしかしたら彼女が両親や親戚、友人に今回の経験を話し、さらに「へぇ〜外国人がそんなに京劇に対して熱心なの？」と、同じように京劇を見直してくれるかもしれません。

　今回の京劇ツアーは１２０％成功だったと思います。ツアーの参加者が楽しんだのはモチロン、添乗員さんも楽しめたようですし、ガイドさんの心まで掴んだのですから。成功したのはツアーのためにお骨折りいただいた関係者の方々のお力はモチロンですが、やはり城主様のお力があってこそです。本当にありがとうございました。また京劇ツアーが企画されたら参加したいと思います。