村田財団 助成研究

「車両データとドライブレコーダーの利活用による紛争処理の高度化に向けた研究」

明治大学先端科学ELSI研究所は、2025年度～2026年度の当該研究に対して、公益財団法人 村田学術振興・教育財団 研究助成に応募し、採択された。
 目標：
   EDRやドライブレコーダーデータを融合し、公正、客観的、定量的な事故紛争解決システムベースを構築する。
 課題：
   - 車両データ等も用いた軌道再現・因果関係分析を自動に実施、責任判断から主観的判断の排除
   - 裁判官や仲裁者の判断に、客観的分析結果の拘束力をどこまで導入できるかを議論
 解決方法：
   - EDRとドライブレコーダーデータの融合
   - 融合したデータの可視化、判断アルゴリズムの構築、客観データ出力
   - 構築したシステムの信頼性の高い評価方法の考案
   - 責任分担判断のためのアルゴリズム
   - 日本の法制度に合う客観データ活用法と判断拘束力の在り方を法・倫理・社会的観点から検討
  

関連リンク先：
   ・公益財団法人 村田学術振興・教育財団
   ・第41回（2025年度）公益財団法人 村田学術振興・教育財団 研究助成等採択者一覧（速報版）
   ・第41回（2025年度）公益財団法人 村田学術振興・教育財団 研究助成研究の概要