- 1. 免疫とは
- 2. 急性運動の影響
- 3. 慢性運動の影響
- 4. 新型コロナウイルスへの影響
4. 新型コロナウイルスへの影響
アメリカ カリフォルニア州のデータでは週の運動時間が多くなるほど重症例比率が低くなることが示されています。これは「3. 慢性運動の影響 (1)体力レベル・運動習慣と上気道感染罹患期間」で示したパターンとは少し違っています。上気道感染の罹患日数は運動を少しでもやると効果が見られ、それはよくやっている人と比べても大きな差はなかったのに対して、ここでは最も長く運動している群の効果が大きいことが示されています。150分/週以上ですから、週5日、一日30分間の運動をすることになります。