課題:「自分なりの新しいフィルタを設計する」
Paint
Shop Proのユーザ定義フィルタを用いて新しいフィルタを自分で作成する.
フィルタの格子の大きさは,縦横5マス分までを用いることとする.すなわち,ユーザ定義フィルタの作成において,中心のピクセルから上下左右に2つのピクセルまでのマスに数値を入れることとする.
作成したそのフィルタの処理・効果にふさわしい名前をつけ(名付ける),さらに,どのような処理,または効果がなされるのかについて説明を示す.
作成したフィルタでの画像処理の効果を確認するため,必ず取り込み練習用画像から,任意に1枚の画像を選んで,自分の作成したフィルタ処理を行い,その処理後の画像をJPEGで保存する。その画像のファイル名は、自分の名前のローマ字表記(例:katoshin.jpg,もしくはshinkato.jpg)
注1)画像ファイルの大きさは、可能であれば、講義中で行ったファイルを小さくする手法(画素数を減らすなど)を用いて、可能であれば60KB以下にしてみましょう。
重要:課題の提出は,Oh-o! Meijiのレポートで行います。フィルタレポート回答用紙(Word版)を配布していますので、それをダウンロードし、用紙に必要な事項を書き込んでください。
用紙中には所属(学部学年など),氏名などを明記した上,フィルタ名,フィルタの格子の数値,フィルタの説明,処理した画像のファイル名などを書き込むことになります。さらに,フィルタで処理後の画像ファイルを添付書類として送信していただきます。
レポートの提出締め切り: 6月12日(木):19:00まで
提出されたフィルタと画像は、この講義用のWebページに大学内からのアクセスに限定して公開する予定です。
フィルタレポート回答用紙への記載事項は以下です。ワード版のファイルがダウンロードできない方、読めなかった方は、以下の文章を参考に、テキストファイルなどを添付して提出してください。
――
ICTメディア編集:フィルタ課題
○○学部○年○組○番 〇〇 〇〇 〇時限履修 (〇の部分に学部や氏名などをいれてください)
フィルタ名:?????
(ご自分で適当な名前をつけてください)
X X X X X (X、Y、Zには作成したフィルタの数値をいれてください。)
X X X X X
X X X X X
X X X X X
X X X X X
除数:Y,バイアス:Z (GIMPの場合には、Divisor:Y, Offset:Z)
(説明) (以下の文章を参考に、フィルタの説明をしてください)
このフィルタは、………のような効果があるフィルタで、取り込み練習用の画像(ファイル名)に、このフィルタをかけると????のような効果がかかる。
使用したソフトウエアは、Paint Shop Pro/GIMPです。(どちらか使用していない方を消す)
処理後の画像の:〇〇〇.jpg (送付するフィルタ処理後の画像のファイル名をいれてください)
※なお、ソフトウエアの関係などで、レポート提出ができない方については、氏名を記載し、以下に理由を書いて、提出をしてください。
――
フィルタの提出は1つのみ,画像も1つまでとしてください.
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注2)フィルタの処理は、必ず1回の処理で行ったものであることとします。また、これまでの例で示したフィルタとは、別に、必ず自分で作成したオリジナルのフィルタを提出してください。
注3)フィルタの処理は、必ず、カラーチャネルとして「赤(R)」、「緑(G)」、「青(B)」を使ったものとします。グレー値に対するものや各色を指定したものは提出の対象としません。
受け取りに関しては,特に何もしません.質問などがある場合にメール(shin.kato@aist.go.jp)をください。
なお、ソフトウエアのインストールができない等の理由で、レポートの提出ができない場合には、理由をフィルタレポート回答用紙に記載して提出してください。理由を加味します。
補足)ユーザ定義フィルタの情報の保存について
大学の教室または実習室で使用するPaint Shopは,多数の人が使用するために,ユーザ定義フィルタなどのように新たに作成したものの設定は、個人の情報として管理しておく必要が出てきます。
そこで,この個人の作成したユーザ定義フィルタの設定を保存し,再利用する方法を覚えておく必要があります.詳しくは,講義中に説明します.
このページには以下に簡単に説明をしておきます.
自分で作成したフィルタの設定名をつけた保存については、実習の手順のページ(Paint Shop Pro版)もしくは実習の手順のページ(GIMP版)下のほうに説明がありますので、参考にしてください。
スタートのメニュー内のマイドキュメント内にフォルダが作成されます.この中に,ユーザ定義フィルタについてのファイルも記憶されることになります.このファイルは、明治大学12号館のコンピュータであれば、どのコンピュータでも使うことができます。そのため、作業を終えてログアウトしても保存されていることになります。
X:\Documents\Corel PaintShop
Pro\2022
設定のロードを開き、さらにファイルの場所を上記にする必要があります。
通常は、X:\Documents\Corel PaintShop Pro\2022\設定となっておりますので、その上のフォルダを、設定のフォルダの部分で指定してください。
心配な方は、このファイルをログアウトなどの前に各自のUSBメモリに保存しておきます.もしも、マイドキュメントのフォルダにない場合は、そのファイルをUSBなどから、コピーすれば良いことになります。
自分で作成しフィルタの名前をつけたフィルタは、ユーザ定義フィルタとして、設定の右側の選択メニューを表示するところのプルダウンのメニュー内に表示されることになります。
詳しくは講義内で説明します.
なお、各自に割り当てられているマイドキュメントの容量は、限りがあります。記憶する場所として利用してかまいませんが、USBメモリなどに各自保存しておいてください。