【実習の手順:ユーザ定義フィルタ】
以下では、ソフトウエアとして、Paint Shop Proを用いた方法を説明しております。
まず,フィルタで処理をする画像が必要となります。
たとえば、シャープ化では以下の画像をディスクトップ上に取り込んで保存してください。
そして、取り込んだ画像をPaint Shop Pro
2022で読み込んでください。
(注意)以下の説明はPaint Shop
Pro 2022の画面です。バージョンが異なると、基本操作は同じですが,画面が同じではありませんので注意してください.
この画像を用いて練習してみましょう。(risu3.jpg)
それでは、メニューの「効果」をクリックしてみます。
その下のほうに「ユーザ定義フィルター」がありますのでクリックしてみてください。
(注:256色の画像(〜.gifなど)では、ユーザ定義フィルタが使えません。メニューのカラーの中の増色をしてください。)
ユーザ定義フィルタのウインドウを開きます.
ここまでで、フィルタ行列を作成する準備はできました。
上記は,フィルタ処理する画像で,左が元の画像,右が処理後になります.
プレビューの表示が選択されていれば,数値の入力で,すぐに処理画像を見ることができるはずです.確認してください.
新たにフィルタの行列式としての数値を入力していきます.入力すると,右の画像が変化していきます.どこに,どのような数値を入れるとどのように変化するかを少し確認してみてください.
解説にあるフィルタ行列を入力して、画像を処理してみてください。
入力が終わりましたら,入力したフィルタの設定を,名前を付けて保存してみましょう.
ウインドウの右上にフロッピーディスクの絵を描いたボタンがあります.押して設定の保存のウインドウを開き,設定名を「sharp1」とでも入れてください.
フィルタ行列の値によって処理画像が変わってきます。いろいろと試してみましょう。
以下のページにあるフィルタを用いた画像処理の解説を読んで、実際にフィルタの原理や性質を理解してください。
来週の5月24日は、フィルタ作成の課題を出す予定ですので、これまでのフィルタなどを参考にして自分で新しいフィルタを作成してみてください。
加藤晋のページへ | ICTメディア編集1 | ぼかし |