■これから来る新3年生へ向けて

 このページでは私たち森下正《中小企業論》ゼミナールの紹介はもちろんのこと、これからゼミを選ぶ新3年生にとってきっと役立つだろう情報を、できるかぎり提供していきます。
 是非よく考えて、ゼミの選択を行ってください。その上で、私たち森下ゼミが選択肢の一つとなり、最終的に選択して頂けたら光栄です。
 それでは、私たちの活動内容をご覧ください。右の目次からどうぞ!


●日々のゼミ活動

・プロゼミ(週一)      ・外書講読(週一)
・サブゼミ(週一:前期のみ)  ・毎月課題本1〜2冊
・各種課外活動         ・調査活動

・プロゼミ
プロゼミの時間は、毎回与えられた課題をもとにグループ毎に一つのレジュメを作成し、
そのレジュメを使ってプレゼンテーションを行います。
ゼミ生の発表の後、先生からコメントを頂く形で授業は進められますが、 発表は毎週全班行うので、平日の勉強時間は長いものとなります。
しかし、得られるものは計り知れません
中小企業についての基礎知識の他、 同期との議論が活発になるため、論理的な思考方法も磨かれていきます。

〜プロゼミで使用した本〜
 4〜7月:多様性と持続可能性の視点で考える中小企業論
 9月〜 :卒論
加えて、参考文献を多数使用することになります。
必要となるジャンルが多岐にわたるため、次第に様々な知識が身に付きます!


・毎月の課題本
指定の課題本に関する要約を毎月1冊提出します。
ただ本の内容をまとめていくだけでなく、自分が最も大事だと考える論点を軸にしてを述べることが大切なため、日々の勉学が活かされる内容となっています。
定期的な課題で文章力が向上すると共に、プロゼミと同じく多面的な知識を得ることができます。

〜今年度の課題本一覧〜
『病が語る日本史』
『「タレント」の時代 世界で勝ち続ける企業の人材戦略論』
『京セラフィロソフィ』
『考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則』
『倒産の前兆30社の悲劇に学ぶ失敗の法則』
『コトラーのマーケティング・コンセプト』
『【新版】財務3表一体理解法』
『トヨタ物語(強さとは「自分で考え、動く現場」を育てることだ)』
『アート思考のものづくり』
『新版社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア経営のすべて』

・外書講読
英語で書かれた経営に関する一冊の本を訳し、内容をまとめ、考察を加えたレジュメを作成し、 個人で作業、発表を行います。
私たち25期生は、『Women Enterpreneurs Only』という、アメリカの女性起業家がビジネスを成功させるまでの軌跡が書かれている書籍を用いて外書講読を行っています。
「その企業家の生い立ち・ビジネスを起こすきっかけ・成功要因・自分の興味関心」の4つを軸として、起業家精神について学んでいます。
私たちの外書購読の特徴は、ただ本を訳すことではなく、そこから自分たちで深く探り込んでいくということにあります。
ビジネスが成功した理由や、その裏にある人物像や時代背景を追うことで、様々な知識を獲得していきます。
実際にビジネスの世界で使われている英語や、論理的な文章の読み方を習得することが可能です。ただし、文章訳自体は高校卒業程度の英語力があれば十分です。

・サブゼミ
サブゼミの時間は同期生だけで集まり発表を行います。
2019年度は、会計関連の本を2冊と、中小企業診断士関連の本1冊を取り扱いました。
サブゼミもプロゼミ、外書講読と同様に、3年の後期から始まる卒論の章立て・執筆に向け、基礎的な力を得ていく時間となります。
先生、先輩抜きで、同期生のみで集まるので、
自主性が磨かれ、 プロゼミ以上に同期と熱く議論し、切磋琢磨する場です。


・課外活動
課外活動は普段の授業や調査活動以外に年数回行われます。
2020年度は、新型コロナウイルスの影響で多くが中止となっていますが、11月に秋季班別視察会を実施しました。墨田区、深谷、甲府、富士吉田、秩父、八王子、青梅、宇都宮の7地域を視察し、卒業論文執筆の際の資料集めを行いました。

2019年度は、埼玉県秩父市、新潟県燕・三条地域の2か所で、 各地域の企業経営者が集まる研究会に参加させていただきました。
2020年度も秩父での研究会に参加させていただいています。
研究会に赴く一方、現地でのヒアリング調査活動企業経営者の方との懇親会も行われています。


また、2019年度の8月には、東京都中野区で行われるお祭りに、商店街振興ということで参加させていただきました。 お祭りには自分たちで企画したゲームを出店しました。また、かき氷、焼きとうもろこしといった商店街の方々が出店している他の出店の手伝いも行います。
地域の人との貴重な交流機会となりました。



・OB会


OB/OG会では様々な世代の先輩と話をする機会を得られます。
森下ゼミナールは今年で26年目を迎え、数多くの先輩方がいらっしゃいます。
OB/OGの方の中には実際に起業されている方もいらっしゃるので、
当日は、普段は聞けないようなお話を多く聞くことができます。
2020、21年度は、zoomを使用してのオンラインOB/OG会が開催されました。


・調査活動
森下ゼミナールの 一番の目玉活動です。
調査活動では実際に様々な地域の企業を訪問し、経営者の方に直接お話を伺います。
例えば、創業の経緯や経営理念、経営の特徴、組織の内部統制、会計、物流、人材育成、事業継承などについて質問し、中小企業の現状についての理解を深めていきます。また、工場を見学させて頂けることもあります。
調査の前には、自分たちでほぼすべての準備を行います。依頼状を発送する企業を探していくうちに、地域ごとの産業の特徴を学んでいくことができます。
調査活動は経営の現場を学ぶことができる貴重な機会であり、私たちが開催する懇親会に参加して下さる経営者の方もいらっしゃいます。
このような場は、社会人としてのマナーを学んでいく上でも非常に有益な場です。
※2020年度は新型コロナウイルスの影響で中止となっています。
・過去調査実績

北海道 旭川 猿払
東北 花巻 北上 古川 仙台 山形 天童 米沢
関東 台東区 墨田区 板橋区 大田区 狭山 川越 秩父 小鹿野 皆野 長瀞 川口 日立 常陸太田 桐生 みどり 宇都宮 八王子 西多摩 昭島 川崎
甲信越 燕 三条 小千谷 十日町 佐久 上田 坂城 丸子 甲府 富士吉田 都留 南都留 大月 諏訪 岡谷 飯田
北陸 金沢 高岡 砺波 福井 鯖江 坂井 富山 立山
東海 静岡 掛川 磐田 浜松 湖西 豊橋 刈谷 岡崎 みよし 豊田 名古屋 桑名 四日市 鈴鹿
近畿 京都 東大阪 大東
中国・四国 倉敷 宇部 山陽小野田
九州 北九州 中津 延岡 宮崎 都城
※太字・下線は2021年度オンラインにて訪問、太字は2021年度8月に訪問予定



2022年度 森下ゼミナール年間活動実績
   
6月
オンラインOB/OG会
8月
夏季班別視察会
愛知県 豊田地域ヒアリング調査
9月
卒論準備
卒論班分け
執筆準備
10月
新潟県 燕三条工場の祭典
岐阜県 多治見地域ヒアリング調査

11月
2022年度ゼミナール入室試験
12月
冬季工場視察会
冬季納会
冬季オンラインOB/OG会
卒業論文執筆開始(3年次)
1月
新年会・教養ゼミ送別会
2月
第1回卒業論文 中間発表
3月
新人研修会
静岡県 浜松地域ヒアリング調査

2021年度 森下ゼミナール年間活動実績
   
6月
オンラインOB/OG会
8月
夏季班別視察会・東海地域調査
10月
ゼミナール発表会
卒業論文執筆開始(3年次)
11月
燕三条工場の祭典
2021年度ゼミナール入室試験
12月
冬季OB/OG会
2月
第1回卒業論文 中間発表
3月
春季新人研修

以上が当ゼミナールの概要となります。
森下ゼミでは自主的な学習や課外活動の場と空間が沢山あります。
本腰を入れて何かを勉強していくことが、大学生活の目的でもあります。
残り2年間の大学生活を、私たちと共に過ごしてみませんか。
我々とともに、人として成長していきましょう。

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 森下先生は明治大学政治経済学部の《中小企業論》の専任教授で、多くの経営者の方と実際に対話をして研究をしております。そのため、森下先生は現場の声を何よりも大切に考えていらっしゃる方です。そのような「生の声を聞くことでしか得られない情報」を日々求め全国を飛び回っている非常に精力的な教授です。
 また全国で講演なども行っており、日々の研究成果を活かして地域のための様々な活動を行っております。そのような大変忙しいスケジュールの中で先生は日々を過ごしていますが、決して学生に関心が薄いと言うわけではありません。先生の熱意は私たち学生にも向いています。時間の取れる時はゼミ生の指導や、飲み会を通じた交流も積極的に行っていただいております。
 そうした教育への姿勢のためか、当ゼミのOB会は活発で参加者数も多く、卒業後も先生を慕う卒業生は少なくありません。

 学生から見た森下先生は、「熱い!」先生です。初めはそのパワーに気圧されることもあるでしょうが、こちらからぶつかっていけば意外な一面も見られるかも・・・

森下 正 教授
明治大学政治経済学部を卒業後、同政治経済学研究科に進学し、博士課程単位取得。
2003年から、明治大学社会連携促進地財本部員として、産学官連携活動を実践。
主な著書に『空洞化する都市型製造業集積の未来』(同友館)、『新事業創造論』(東洋経済新報社)、『中小企業 これからの成長戦略』(東洋経済新報社)、『ネットワーク社会の経営学』(白桃書房) などがある。

詳細なプロフィールはこちら

《生年月日》
1965年7月24日
《年齢》
57歳
《所属》
明治大学政治経済学部
《職格》
専任教授
政治経済学部 経済学科長(2017年4月〜)
《勤務先住所》
〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1 明治大学駿河台校舎研究棟719号室

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■25期生 ゼミ長 伊吹 将太朗・増田 武哲
 学生の皆さん、こんにちは。森下ゼミナール25期生ゼミ長の伊吹将太朗、増田武哲です。
森下ゼミナールでは、多くの中小企業論関連の資料や企業経営に関する本を読み込むことに加え、ヒアリング調査や研究会への参加を通じて、‟生きた経済学や経営学”を学んでいます。ゼミ活動において実際に企業を訪問し、そして企業が置かれている環境を直に感じることで、大学の講義では得ることのできない知識・経験を得ることができます。また、森下ゼミでは、ヒアリング調査を通じた企業経営者の方や第一線で活躍されている社会人の方との対話、OB・OB会あるいは他大をはじめとする様々な方々が集う勉強会に参加する機会が多くあるため、社会に出た際に必要となるコミュニ―ションスキルやビジネスマナーを身に付けることもできます。
 ただし、このような貴重な知識や経験を得るからには、甘い考えは通用しません。ゼミ活動を行っていく中で、組織運営の難しさを痛感します。特に調査活動を行うにあたって、調査準備、事前資料作りなど、同期との共同作業が求められますが、一人ひとりの適性や予定を考慮し、さらに限られた時間内で作業を進めていかなければなりません。そのため、日頃から積極的に同期とのコミュニケーションを図っていくことが大切です。これから会社という大きな組織に所属する際にも、森下ゼミで組織として活動した経験は活かされていくことでしょう。

■26期生 ゼミ長 高澤 由結・前垣 空
 学生の皆さん、こんにちは。森下ゼミナール26期生ゼミ長の高澤由結、前垣空です。  森下ゼミナールは、毎週木曜日に授業を行っています。まず、3年次の前期は、指定された文献や政府刊行物などをもとに、自らパワーポイントのレジュメを作りながら、経済学の基礎や中小企業の経営特質について学んでいきます。そして、後期からは、卒業見込みに向け、興味のある主題を選択し、チームで協力しながら研究を進めます。3年次から卒業論文に取組むことで、主題について専門的に学問を修めることができる点は、森下ゼミナールの特徴です。 また、座学のみでなく、企業へのヒアリング調査や工場等施設見学などの活動も行っています。2022年の夏には、感染症対策を徹底した上で、愛知県豊田地域における調査合宿を実施しました。こうした活動を通して、企業経営者などの社会人の方々と対話させて頂き、経営に関することは勿論、人生観など多くのことを吸収することができます。名刺交換の作法や適切な文章の書き方など、社会人として必須の常識やマナーを学ぶことができます。 中小企業論に興味があるという方のみでなく、自分を一歩成長させたいという方、限りある大学生活の中で、何かに熱中して取組みたいという方の入室を、心よりお待ちしております。
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太字は25期生(2023年3月卒業)の就職先
■製造業・建設業・鉱業・農業
日鉄鉱業 お陽様農園 アマダ ヱスビー食品 高砂熱学工業 NLフーズ 小松製作所 集英社 イシダ 三和シャッター工業 加茂繊維 アイダエンジニアリング 小野薬品工業 島津製作所 日本製鉄 アドバネクス 武蔵エンジニアリング 小原歯車工業 日東工器 不二越 ソディック オークマ ビューテック 三菱アルミニウム 小野測器 MARUWA ハマサン マレリ パール金属 京セラドキュメントソリューションズ オカムラ しのはらプレスサービス 日本電子 日酸TANAKA 平田機工 マルマテクニカ リングアンドリンク オーデリック 日新シール工業 アルインコ 七星科学研究所 沢井製薬 八千代工業 安川電機 富士フイルム 日立製作所 オリンパス 金子製作所 住友林業 森永乳業 帝人 ファナック 日本ガイシ 横浜ゴム DHC ヤマハ発動機 ウシオ電機 シロキ工業 キーエンス トヨタ自動車東日本 ノリタケカンパニーリミテド コンパックコンピュータ(デル) SUBARU リコージャパン ミサワホーム 河合楽器製作所 セイコーエプソン NECプラットフォームズ 三和テッキ ニフコ 日研工作所 ボッシュオートモーティブシステム ローム 牧野フライス製作所 スタンレー電気 カネダイ LIXIL 日本シイエムケイ シンワ測定

■運輸・電気・通信業
京王バス JBCCホールディングス 日本通運 鴻池運輸 西濃運輸 ジーエスケイ 日新 ANAテレマート 日本トランスシティ アイティーフォー 東計電算 駿和物流 神奈川中央交通 アイネット リコーロジスティクス ヤマト運輸 ヤマトシステム開発 諸星産業 NTTドコモ 

■金融・不動産業・保険
SMBC日興証券 あいおいニッセイ同和損保 東京建物 大樹生命保険 東京海上日動 アフラック生命保険 北海道労働金庫 タキヒヨー 浜松信用金庫 空港施設 みずほHD 横浜銀行 北洋銀行 中小企業金融公庫 いちよし証券 ライフ JA三井リース(旧 三井リース) 西日本シティ銀行 東海東京証券 損害保険ジャパン日本興亜(旧 日本興亜損害保険) 中央労働金庫 三菱東京UFJ銀行(旧 東京三菱銀行) 第四銀行 八十二銀行 エイアイジー・スター生命保険(ジブラルタ生命保険)

■卸・小売業、飲食店
ユアサ商事 月星商事 パール金属 マクニカ オカベ ニトリ 全日空商事 ドンキホーテ マツモトキヨシ イトーヨーカドー 三洋貿易 コパスティックジャパン トラスコ中山 東急百貨店

■サービス業・ソフトウェア業・広告業
日本M&Aセンター デジタルアーツ 古田土経営 マネジメントソリューションズ ソニックグロウ 大塚商会 パーク24 北関東綜合警備保障 NECソリューションイノベータ 日本ユニシス ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム セールスフォース 日本経営 首都圏リース みらい政策研究機構 休暇村協会 日本ビューホテル 日新情報システム開発 オービック 楽天 創造経営センター マイクロソフト アイヴィス インテック JVプロデュース ホールマン 森ビル流通システム 日本情報産業 キヤノンソフト情報システム(旧 蝶理情報システム) ビジネスコンサルタント P&Dヒロサワ 日本公文教育研究会 SAPジャパン ディスコ 大和総研 エース事務機 アビームコンサルティング フリール トーハン 日本音楽著作権協会 経済情報センター NECインフロンティア ぎょうせい総合研究所 ダイナム エコ・プラン 立川経理 マリオネットコーポレーション

■公務
関東甲信越国税局 警視庁 日本商工会議所 全国中小企業団体中央会 大分県警察本部 熊本市役所 日本商工会議所 名古屋商工会議所 東京商工会議所 東京都中小企業団体中央会 品川区役所 下松市役所 千葉県中小企業団体中央会 志木市役所

■起業
個人企業を起業 Art-ValueBM総研) ブリングアウト メンタルヘルステクノロジーズ Avenir 計6名(内3名 個人企業)、明治大学大学院(進学3名)



■森下ゼミナール入室試験について
2023年11月18日(土)にゼミナール入室試験一次募集を実施します。
身上書を提出してゼミナール入室試験を受けてください。
身上書提出の締切は11月15日(水)の23:59です。

ゼミナール紹介冊子はこちらからダウンロードできます
身上書はこちらからダウンロードできます
   

目次

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 このページは明治大学学部生をはじめとした、大学生向けにかかれたページです。
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