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当研究室では、有機材料を使った次世代エレクトロニクス素子に関する物性・デバイス物理を研究しています。有機分子はフレキシブル材料であると同時に精密に構造を制御された究極のナノ材料です。多種多様な有機分子の個性を調べ、その特性を活かした高機能で省エネルギーなエレクトロニクス素子を実現することを目指しています。

「有機分子」をエレクトロニクス材料として捉えると、大きく二つの側面が見えてきます。一つは、薄膜における軽量性、柔軟性、製造プロセスの優位性等を活かしたフレキシブルエレクトロニクス材料としての側面です。有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子に代表される「有機エレクトロニクス」は既に実用段階にあります。もう一つは、単一分子の構造均一性、サイズ、構造や機能の選択性、自己組織化機能等に着目したナノエレクトロニクス材料としての側面です。これらの性質を利用した「分子エレクトロニクス」は、実用素子としてのアウトプットは未だ無いものの、そのポテンシャルの高さから、盛んに研究されています。

有機・分子エレクトロニクスは、目的とするデバイスの機能性や応用分野は異なるものの、相互に共通する知見や実験技術は多く、特に「界面」に注目すると両者の研究領域は自然とつながってきます。当研究室では、これら両分野で培われた知見を活かし、電極/分子、分子/分子界面における諸物性の理解と、界面現象および孤立分子の機能性を単一レベルで活用したナノエレクトロニクス素子の開拓をとおして、次世代エレクトロニクスの発展に貢献していくことを目指しています。

News

2019/10/04
2018年度修士卒 黒川によるπ共役系ジアリールエテン光異性化チャネルを有する光制御両極性トランジスタに関する論文がMNC 2018 Outstanding Paperに選ばれました。
2019/09/20
M1米本が第80回応用物理学会秋季学術講演会で研究発表を行いました。
2019/08/28
野口がECME2019国際会議でポスター発表を行いました。
2019/08/12
野口がSPIE. Organic Photonics + Electronicsで招待講演を行いました。
2019/06/14
野口が有機EL討論会第28回例会で研究発表を行いました。
2019/06/02
二層グラフェン/六方晶窒化ホウ素超格子におけるトポロジカルバレー流に関する論文がApplied Physics Letters誌にアクセプトされました。本論文はFeatured Articleに選出されています。
2019/05/24
有機EL素子における自発的配向分極に関するReview論文がJapanese Journal of Applied Physics誌に掲載されました。
2019/05/21
π共役系ジアリールエテン光異性化チャネルを有する光制御両極性トランジスタに関する論文がJapanese Journal of Applied Physics誌に掲載されました。本論文はSpotlightsに選出されています。
2019/03/26
修士4名、学部生7名が卒業しました。
2019/03/11
野口が第66回応用物理学会春季学術講演会で研究発表を行いました。
2019/02/25
有機EL素子における自発的配向分極に関するReview論文がJapanese Journal of Applied Physics誌にアクセプトされました。
2019/02/19
電気工学専攻の修士論文発表会が行われました。M2の4名が以下のタイトルで発表しました。
長田「有機半導体蒸着膜における自発的配向分極現象と分子間相互作用の相関」
黒川「ジアリールエテン光異性化薄膜を用いた光-電界制御型有機トランジスタ」
竹之内「新規電流励起型ナノギャップ発光素子の創製」
日下田「電気化学発光セルの素子構造と動作特性との相関解析」
2019/02/01
加藤研究室、三浦研究室、小原研究室と合同で卒業研究発表会を行いました。
2019/01/25
有機分子エレクトロニクス研究室 卒業研究発表会を行いました。投票の結果、岩切勇人君が2018年度発表賞に選ばれました。
2019/01/25
π共役系ジアリールエテン光異性化チャネルを有する光制御両極性トランジスタに関する論文がJapanese Journal of Applied Physics誌にアクセプトされました。
2019/01/23
野口がInternational Workshop on Organic Semiconductors and Related Materialsで研究発表を行いました。
2018/12/19
M2長田、M2竹之内がElecMOL2018国際会議でポスター発表を行いました。
2018/12/18
野口がElecMOL2018国際会議で口頭発表を行いました。
2018/11/30
野口が第374回蛍光体同学会講演会で招待講演を行いました。
2018/11/15
M2黒川がMNC2018国際会議でポスター発表を行いました。
2018/11/02
M2長田が有機EL討論会第27回例会で研究発表を行いました。
2018/10/17
光制御ジアリールエテン薄膜トランジスタの両極性キャリア輸送に関する論文がOrganic Electronics誌にアクセプトされました。
2018/10/05
第7回有機分子エレクトロニクスセミナーとしてUniversity of AugsburgのProf. Dr. Wolfgang Bruettingをお招きし「Molecular orientation as key parameter in organic optoelectronics」に関して講演して頂きました。
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