MathJaxでLaTeX結果を表示しているため、実際のLaTeX組版とは若干様子が異なり、しかも品質も劣っています。

LaTeXの数式表現

そもそもLaTeXの元になったTeXの出自はDonald Knuth先生の大著 The Art of Computer Programmingのためのコンピュータ組版のために自らがプログラムし、しかもフォントの設計システム(METAFONT)まで開発したことからわかるように、数式表現の拡大は開発意図の1つであった。 その気になれば、(おそらく)どのような複雑な数式でも最大限に美しい数式組版を得ることができる。

したがって、数式目的だけのためだけであっても世界中の数学者はもちろん、あらゆる数式を取り扱う技術者はTeXを修得するための十分な意義も実利もある。 TeXとLaTeXは、著者が間違えていない限りは(著者によるうっかり表記は絶えないけれど!)、「正しい」数式で書かれた正確な論文や著作が、著者自身によって直接書くことを可能にした。 このことだけでもTeXの創始者としてのDonald Knuthと簡単にTeXの利用をLaTeXとしてマクロパッケージ化したLeslie Lamportの両者は不滅の功績を残したといえる(Donald Knuthは1974年度の、Leslie Lamportは2013年度の、それぞれ別の業績によってTuring賞が与えられたのだけど)。

blue_sqquare数式の基本
blue_sqquareAMSLaTeXパッケージ
paperfolding(Zip、LaTeXで記述したPapefoloding図形の課題)