Event

シンポジウム「日本と台湾における婚姻平等と性別変更をめぐる法と裁判の現状」および議員対話「日台におけるL G B T Q当事者の政治参加」を開催いたします。

明治大学現代中国研究所は、4月21日（金）、翌22（土）と、2日間連続で、日本と台湾におけるL G B T Qに係るイベントを開催いたします。4月21日（金）は、シンポジウム「日本と台湾における婚姻平等と性別変更をめぐる法と裁判の現状」と題するイベントを行います。翌22（土）は、議員対話「日台におけるL G B T Q当事者の政治参加」と題するイベントを行います。

①シンポジウム「日本と台湾における婚姻平等と性別変更をめぐる法と裁判の現状」

趣旨

台湾では憲法裁判所の違憲解釈を契機として、同性間の婚姻を成立させるための法律を制定しました。その後、訴訟により台湾人と外国人との同性婚も可能となり、性別適合手術なしに性別登録変更を認める裁判が出されるなど、訴訟を通じたLGBTQの権利の拡大が続いています。そこで訴訟を通じた権利の獲得をめぐる台湾の経験に学ぶことを目的とするシンポジウムを開催します。

台湾伴侶権益推動連盟とは？

2009年創設のLGBTQの人権獲得に取り組むNGO。婚姻平等法案を起草（2012年）したほか、政策形成型訴訟を数多く提起、台湾におけるLGBTQの権利獲得に大きな貢献。憲法裁判所から違憲判断を引き出した解釈申請、国際同性結婚（5件全部勝訴）、性別変更要件をめぐる訴訟、教育や職場での差別訴訟などを代理、支援。

参加申込み

参加費は無料です。参加申し込みは以下の［お申込み］よりGoogleフォーム経由でお願いいたします。

お申込み

日時	2023年4月21日（金）18時半（開場18時）〜21時
会場	明治大学駿河台キャンパス　グローバルフロント1階　グローバルホール
登壇予定者	台湾　許秀雯（弁護士、台湾伴侶権益推動連盟理事初代理事⻑）　　　簡至潔（台湾伴侶権益推動連盟事務局⻑）日本　須田布美子（弁護士・札幌弁護士会、結婚の自由をすべての人に訴訟代理人）　　　谷口洋幸（⻘山学院大学法学部教授）
司会	鈴木賢（明治大学法学部教授、現代中国研究所⻑）
通訳	劉家丞／蕭丞晏
主催	明治大学現代中国研究所

参考：シンポジウムのフライヤ（PDF）

②議員対話「日台における LGBTQ 当事者の政治参加」

趣旨

東京レインボープライド2023の開催に合わせて、2019年に同性婚法が施行されている虹色の島、台湾からふたりのオープンリーLGBTQ当事者地方議員をお招きし、日本の国会、地方議会で活躍する現役、元職の当事者議員との経験交流のためのフォーラムを開催します。当事者議員ならでは経験を語っていただきます。