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王丹氏講演会「中国はどこへ行く?──第20回党大会開催を踏まえた変容の行方」を開催いたします。

内容

明治大学現代中国研究所は12月4日(日)、一般財団法人人権財団、対話中国日本支部と共催で、天安門民主化運動の学生リーダーとして有名な王丹氏(シンクタンク「対話中国」所長、台湾国立清華大学客座助理教授)による『中国はどこへ行く?──第20回党大会開催を踏まえた変容の行方』と題する講演会を開催します。当日のオンライン配信はありませんが、後日、ネットで流す予定です。

参加費は無料です。参加申し込みは、以下のGoogleフォームからお願いいたします。


講演概要 成熟した市民社会を欠き、国家が弱く、党が強大な政治情勢。「共同富裕」のスローガンの下で政府による管理が進み、公有制に回帰する経済情勢。「中国式現代化」を提げ、独自の文明を主張する外交情勢。習近平皇帝の夢の最後の一歩である台湾統一をめぐる状況。中国をめぐるさまざまな情勢は党大会後どのような方向に進むのか展望し、それにどのように対応すべきか考えてみたい。
コメンテーター 鈴木賢(明治大学法学部教授、明治大学現代中国研究所長)
通訳 及川淳子(中央大学文学部准教授)
日時 2022年12月4日(日)14:00~16:30(13:30 開場)
※発熱(37.5°C以上)、せき、倦怠感等の症状がある方は、来場をご遠慮ください。必ず、マスク(不織布マスクを推奨)を着用してください。着用していない方は入場できません。
会場 明治大学駿河台キャンパス グルーバルフロント1階グルーバルホール
(東京都千代田区神田駿河台2-1/JR御茶ノ水駅・御茶ノ水橋口徒歩3分)
参加費 無料/定員100名、申込先着順。
主催 明治大学現代中国研究所
共催 一般財団法人 人権財団、対話中国日本支部
お問い合わせ 明治大学現代中国研究所 china@meiji.ac.jp
お申込みでの注意 申込み締切は12月2日(金)まで。満席になり次第受付を終了します。

王丹氏プロフィール

歴史学者、1969年生まれ。天安門民主化運動の学生リーダーとして指名手配され、1989年7月2日に逮捕、6年間投獄された。1998年、米国に亡命し、ハーバード大学に入学。2008年、歴史学で博士号を取得。2022年8月から台湾国立清華大学客座助理教授(現任)。現在、シンクタンク「対話中国」所長として、スローガンを叫ぶだけではなく、根拠に基づくさまざまな階層の間の対話を通じて中国の現状と将来を考えることを目指している。著書の日本語訳に『中華人民共和国史十五講』(加藤敬事訳、ちくま学芸文庫、2014年)がある。