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 MEIJI ARCHITECTURE

TEL.044-934-7273

明治大学 理工学部 建築学科 建築環境計画研究室(上野研究室)
〒214-8571 生田キャンパス第二校舎A館1113室

研究テーマ

 室内音響特性の測定・音環境調査

音響計測機器を用いて、室内音響指標や音響伝搬特性の測定、運用時の音環境調査を行い、良好な音環境の設計・保全に向けた提案を行っています。
音響設計のための基礎的知見を得ることを目指して、コンサートホールのステージ上の音響効果や、図書館・教室・保育室等の音環境などに着目した測定・分析を行っています。

 

 学校・保育施設の音環境保全

良好な教育・保育環境の実現に向けて、学校の教室や保育園・幼稚園・療育施設の保育室の音環境調査、吸音材設置による効果の検証、教員・保育者・児童向けのワークショップの実施、落ち着ける空間作りの提案等を行っています。
特に、オープンプラン型の小学校における学習環境づくり、特別な支援を必要とする子どものための音環境調整手法の提案に力を入れています。

 
↓吸音材を用いた音環境調整用補助具とその試用事例を紹介しています。
音環境調整のための吸音材を用いた補助具の提案.pdf へのリンク

 感覚に優しい社会の実現に向けて

聴覚過敏などの非定形的な感覚特性に配慮した生活環境の普及に向けて、音や光の刺激を抑えた環境調整を行うセンサリーフレンドリーイベントへの協力、未知の場所に訪問する際に先の見通しを立てて不安を減らすことに役立つセンサリーマップの作成、感覚特性の多様性の理解を促す授業やワークショップの実施などの活動を、地域や施設と連携して行っています。
 
↓川崎市の小学校で授業を行いました(かわさきSDGs大賞優秀賞を受賞しました)。
新城小授業のYoutube へのリンク
↓東京国立博物館のセンサリーマップ作成に協力しました。
東博のセンサリーマップHP へのリンク

↓事例集はこちら
感覚に優しい社会生活環境の普及に向けた取り組み 事例集.pdf へのリンク
↓過去の取組みはこちら
研究成果・資料のページへ

 三次元音場再現システム”音響樽”の活用

境界音場制御の原理に基づく三次元音場再現システムとして、96chのスピーカで構成される聴覚ディスプレイシステムの「音響樽」が開発されています。
音響樽を用いて、様々な音響環境の影響を調べる心理・生理評価実験、空間の響きを演奏音に実時間で付加した音場シミュレーションシステムの開発・応用、VR映像を併せて用いることによる視聴覚環境呈示下での評価実験などを行っています。
最近では、音響樽を小型化した箱形音場再現室の製作・性能検証も行っています。
 

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神奈川県川崎市多摩区東三田1-1-1
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