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コンサーティーナ入門(3 inside)

最初の公開 2011-10-23
最新の更新 2013-8-29

【コンサーティーナの中身】inside of the concertina
 筆者が持っているコンサーティーナの、高音部のボタンの一つがエンドの穴にちょっと引っかかるようになったので、 エンドの面板のネジをはずして、ボタンの角度を自分で調整しました。
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 ついでに写真も撮りました。中身は、こんな感じです。
anglo concertina anglo concertina
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【ペンチで金属部分に力を加えて、ゆがみを直す】
ボタンのゴム部分を「歯茎」にあたる金属部分の上をずらして調整しても、穴に引っかかって戻らない場合もあります。
 これをやってもダメなら↓……
(写真をクリックすると拡大します)
 その場合は、「歯茎」そのものが歪(ゆが)んでしまっている可能性があります。
 ペンチでたわめて、調整してみましょう。
【写真】写真
(上段左)ねじ回しでエンド(=面板、グリル)を蛇腹からはずす。
(上段中)エンドの裏側の基盤を、ねじ回しではずす。
(上段右)ペンチで、穴にひっかかるボタンの根元の「歯茎」にあたる金属部分を、少し曲げてみる。
 曲げる向きは、ボタンがエンドの穴からまっすぐに出るような(穴をスムースに出入りできるような)向きにする。
 たぶん一度ではうまくゆかないので、何度もやってみる。
 力を入れすぎないように、注意。
(下段)拡大写真。
concertina,pliers,button
(撮影協力 谷口楽器 2016.6.12 ↑クリックすると拡大します)

【参考追記】手バンドを掌台に止めるネジは、木ねじではなく「皿頭のタッピングネジ1種」(サイズは「φ3.0×16mm」)です。
 私のコンサーティーナの右手のネジは、掌台の穴の直径が約20年かけて経年劣化で広がり、ネジが自然にゆるみ、演奏中に抜けるようになってしまいました。
 そのつど、+のドライバーでねじを締め直せばすみますが、それもめんどくさいので、ねじを一回り太い「φ3.5×16mm」(YAHATA「さらタッピング3.5×16」薄鉄板・木材用)に交換したところ、 いい感じになりました。ワッシャーは直径3.0(YAHATA「ローゼットワッシャー M3」装飾用 ニッケルメッキ)を使ったところ、ギリギリセーフでした。(2014-4-24)
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